糖尿病性腎症重症化予防対策事業を実施しています
糖尿病が重症化すると、人工透析や失明などにいたる危険があります。
人工透析に移行すると、週2~3回の通院が必要となり、一人あたりの年間医療費は500万円にものぼり、社会全体で負担することとなります。
そこで、本庄市では、国民健康保険加入者を対象に特定健康診査の結果やレセプト(診療報酬明細書)のデータを活用して、糖尿病が重症化するリスクの高い方が人工透析に移行することを防止するために次の取組を実施しています。
- 糖尿病の治療を受けていない方、治療を中断している方に対して、医療機関への受診の呼びかけ(受診勧奨)
- 糖尿病治療のために通院している方で生活習慣の見直しが必要な方に対して、生活習慣改善のための支援の実施(保健指導)
- 保健指導が修了した方に対する、継続的な病状の確認及び自己管理維持のための支援の実施(継続支援)
この事業の対象となった方には、個別にご案内文書を送付しますので、通院中の方は保健指導への参加を、まだ受診されていない方や受診を中断している方は、早めの受診をお願いします。
また、この事業の実施主体は本庄市及び埼玉県国民健康保険団体連合会となりますが、事業実施につきましては、民間事業者(受診勧奨:日本システム技術株式会社、保健指導:株式会社フィッツプラス)へ業務を委託しています。
更新日:2023年06月23日