人口減少に伴うスクールバス等の運行について(令和4年7⽉29⽇回答)

更新日:2022年11月28日

意見・提言

市内の高校が⼀校減ってしまいますが、本庄市には⾼校が複数あります。しかし、やはり少⼦化で、⼊学⽣は減り続け、スクールバスも場所によっては⾏けなくなる地域も増えています。

これからはガソリンも⾼騰で、バスの運⾏も厳しくなるばかりです。

そこで、公⽴私⽴の壁を取り払い、場合によってはバス会社も巻き込んで、電⾞では通学が難しい地域の⾼校⽣達をバスで、通学させることができたら、とても良いのになあと思っています。

例えば、⽩楊⾼校にバス停があり、次の停留所は本庄東⾼校、という具合に停留所を設け、秩⽗⽅⾯は〇〇⾼校のバスが⾏って、妻沼⽅⾯は〇〇バス会社が⾏って、加須⽅⾯は〇〇⾼校が⾏き…と⼿分けして学⽣達を運ぶのです。

利権、⼤⼈の事情、難しいのは重々、承知しているのですが、せっかくこんなに⾼校がありますし、それができたら⽇本でも珍しいケースになるかもしれない、と考えました。

回答

現在、市内の高校に通われている多くの生徒は、徒歩や自転車のほか、鉄道や路線バスなどを利用して通学しておりますが、一部の学校では立地の状況等を鑑みスクールバスを運行し、通学の利便性向上を図っているようでございます。

〇〇様もご指摘の通り、最近は、社会情勢の変化に伴う原油価格の高騰により、バス事業者の経営に大きな影響を及ぼしていることは周知のとおりです。また、バスの運転手不足など、公共交通を取り巻く環境の悪化は、運転免許を持たない高校生や高齢者等、交通弱者の移動手段の維持・確保の面から大きな社会問題になってきていると認識しております。

このような背景もあり、本市では、今年度「地域公共交通計画」の策定に取り組んでいます。この計画を策定していくにあたりまして、路線バスやタクシーをはじめ、スクールバス、民間企業の社員を送迎するバス、介護施設を利用する方を送迎する車両等、地域の中で日常的に走行しているあらゆる交通手段を洗い出し、これらを効率的に運用することで地域課題の解決につながる取り組みができないか、今後検討していくうえで〇〇様のご意見も参考にできればと考えております。

〇〇様から頂きましたアイデアにつきましては、現時点では課題もあるかと存じますが、通学の利便性向上、さらには公共交通機関での通学が難しい地域からの生徒募集にもつながる貴重なご提案として承り、市内外から多くの学生が集まる活気あるまちづくりを学校や公共交通を運行する事業者とも連携を図りながら多角的に検討してまいります。

(令和4年7月29日回答)

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