デマンド交通について(令和5年8⽉17⽇回答)
意見・提言
デマンド交通(はにぽん号・もといずみ号)は予約しないと乗れないということで、高齢者の方や、本泉方面・秋平方面の方など、あちこちで利用したくても面倒で利用できないという声を聞いております。
神川町などはタクシー券の発行で、とても便利とのことです。本庄市でもタクシー券に変更して頂けないものかと思っております。
私も今は車の運転をしておりますが、いずれ利用したいと思っております。
回答
デマンドバス「はにぽん号」・「もといずみ号」は、利用の際に最寄りの停留所まで来てもらうための電話予約が必要となります。一方、タクシーは、電話連絡で自宅まで来てもらえる点など、自由度や利便性において優れていると思われます。こうした違いがありますが、デマンドバスは、タクシーに比べ料金が安く、居住地域による自己負担額の差が小さい移動手段となっております。
現状の公共交通網での人口カバー率は97.2%と高く、市内を網羅しているデマンドバスの運行により、ほとんどの市民の皆さまが公共交通を利用できる状況でございます。一方で、「利用したい時間に予約が取れない」「予約センターに電話がつながらない」といったデマンドバスの利用面での不便さや、予約に関するご指摘も頂いております。
平成26年度の運行開始以降、多くの方からご意見ご要望をいただき、現行のデマンドバスの課題も見えてきております。市では、これまでに頂いたご意見等をもとにサービスの見直しを行い、より良い運行体制や予約システムの構築に向け取り組んでいるところございますので、ご理解を賜りたく存じます。
次に、神川町のようにタクシー券を配布してはどうかとのご提案でございますが、本市において同様にタクシー券を配布した場合の試算を行なったところ、神川町も同様と思われますが、限られた予算の中で運用した場合、利用者の居住地域によって自己負担額に大きな差が生じること、また全ての地域でデマンドバスを利用した場合と比較して自己負担額の増加が見込まれることから、慎重に研究を進めてまいります。
高齢化の進展に伴い、運転免許証の自主返納の増加が見込まれるなか、すでにデマンドバスを利用されている方だけでなく、これから利用される方も想定し、利便性の高い公共交通サービスを提供できるよう努めてまいります。
(令和5年8月17日回答)
この手紙の内容に関するお問い合わせ先
都市計画課 25-1136
更新日:2023年10月30日