外国籍居住者の生活について(令和3年9月30日回答)

更新日:2022年04月08日

意見・提言

本庄市の外国籍居住者数は分かりませんが、外国籍居住者の中には問題がありそうな居住者もいるのではないでしょうか。どこへ住民登録されているのかも分からない、近隣住民と顔を合わせない、言葉が通じない等、多々あろうかと思います。

一例を申しますと、借家だと思いますが、上水道、電気を止められているとの噂ですが、前の家の外付けコンセントから電気を引いていたとの話もあります。庭はごみ捨て場の状況、住宅地内を速いスピードでオートバイで出入りしており、事故、犯罪等が発生しないか危惧しております。

一市民としては、何も出来ませんので、行政、警察を頼るしかありませんので、メールさせて頂きました。

回答

現在、市内には約2,600人の外国人が暮らしており、その出身国や在留の目的も様々でございます。また中には日本語でのコミュニケーションに不自由している方もいらっしゃいます。生まれ育った文化や生活習慣が異なる人々が、地域社会の中で共に暮らすことは、時に大きな不安を生むこともあると推察いたします。お手紙にありますような「噂」等も、そのような不安感から増長されてしまう場合もあるのではないでしょうか。

本市では、外国人住民に地域での生活習慣や行政情報をお知らせするため、やさしい日本語で掲載されている「生活・仕事ガイドブック」や、英語やポルトガル語等4か国語による「家庭ごみの分け方・出し方」等を配布しており、また広報紙などについては、無料のアプリケーションソフトを利用することにより多言語で読める環境を整えております。

その他、本庄市国際交流協会やボランティアの方々が日本語教室を開催しており、費用負担もなく気軽に日本語を学習する場を提供していただいております。また、多文化共生キーパーソンとして登録していただいたボランティアの方々には、外国人住民の生活相談などに対応していただていております。

このように、外国人住民が地域社会の中で生活するために必要となる行政情報の提供等に努めているところですが、外国人と日本人とが地域の中で共に生活するには、互いの文化を知り、その違いを理解し、互いに尊重し合える社会となることが必要と考えています。そのため、本庄市国際交流協会では日本人と外国人が交流する様々なイベント等を開催し、交流の機会を通じてコミュニケーションを図ることにより、生活習慣や文化の違いに対して互いの理解を深められるよう活動しております。

ご心配やご懸念もおありのことと存じますが、市といたしましても国際交流協会やボランティアの方々と連携を図りながら、これからも日本人住民と外国人住民がともに生活しやすいまちづくりに取り組んでまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

(令和3年9月30日回答)

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