養鶏場からの悪臭について（令和4年7⽉19⽇回答）
意見・提言
近隣の養鶏場からの悪臭がひど過ぎて体調不良を起こしています。夏に窓を開ければ涼しい⾵が⼊って来る気候であっても、悪臭のため窓を開ける事が出来ず、不本意ながら冷房をつけるしか⽅法がありません。 政府が節電を呼びかけていますが、冷房を使わざるを得ず、また、我が家の電気代の上昇にもつながっています。
本庄市から養鶏場業者へ悪臭対策について何か働きかけを⾏っているのでしょうか。
借家であれば引っ越しすることも可能ですが、持ち家の場合そういう訳にもいかず我慢の限界を超えています。何か具体的な対策を講じてはいただけないでしょうか。
回答
この度、ご指摘いただきました臭気について、現状を把握するため、お住いの地域周辺を調査いたしました。
今回、ご自宅付近の5地点で嗅覚並びに臭気計を用いて調査を行いましたところ、悪臭防止法の基準値を上回る臭気は確認できませんでしたが、お手紙のとおり、天候や風向きなどにより一時的にでも基準値を上回っていた可能性も排除できません。しかしながら、悪臭防止法の基準値を上回っていないため、現段階で法令に基づいた指導等を行うことはできない状況でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
悪臭などの環境対策といたしましては、近隣の養鶏場等に対して、悪臭対策として脱臭装置を設置するなど施設整備を進めていただくとともに、害虫発生への対策として、薬剤の散布を行うなど、様々な努力をしていただいております。
本市といたしましても、悪臭対策や害虫発生を防止するための薬剤購入の助成など、畜産農家の経営を圧迫しないように支援をしながら、環境対策について働きかけております。
今後につきましても、埼玉県熊谷家畜保健衛生所と協力し、引き続き、農場の確認や改善提案等、可能な対応を行ってまいります。
（令和4年7月19日回答）
この手紙の内容に関するお問い合わせ先
環境推進課 25-1173、農政課 25-1177
更新日：2022年10月14日