焼却灰リサイクルについて(令和4年8⽉18⽇回答)

更新日:2022年12月09日

意見・提言

ゴミの処分費は、財政上の重要な課題だと思います。市民への啓発活動はもちろんですが、リサイクル、リユースを進めることが望まれます。

滋賀県の湖北地域行政事務センターでは、焼却灰に含まれる金属のリサイクルを始めたそうです。銅、亜鉛、鉛、鉄、アルミ、銀、金などが取れて、収入になったとニュースで見ました。

携帯や電子機器からのレアメタル回収は取り組んでいるようですが、本庄市の取組みはどうなっているのでしょうか。

回答

ごみの焼却やリサイクルにつきましては、児玉郡市の4市町で構成する児玉郡市広域市町村圏組合が管理・運営している小山川クリーンセンターにおいて実施しており、私が組合の管理者を兼ねておりますので、その立場で回答させていただきます。

小山川クリーンセンターで発生する焼却灰につきましては、道路の舗装等に使われる路盤材等への再商品化や〇〇様からのお手紙にも記載されていた、焼却灰に含まれる金属類の分別回収について事業者に処理を委託することで、リサイクルに努めております。

なお、ごみ焼却によって発生する焼却灰には、焼却の途中で焼却炉からこぼれ落ちる「落じん灰」と、焼却が終了した結果燃え残る「主灰」とがあります。お手紙にありました、滋賀県の湖北地域行政事務センターの取組について確認したところ、ごみ焼却により発生した焼却灰のうち、「落じん灰」を金属リサイクルが可能な事業者に売却しているとのことです。

一方で、小山川クリーンセンターは、現在のところ「落じん灰」と「主灰」を分別することを前提とした構造になっておりません。そのため、湖北地域行政事務センターと同様の分別回収をするためには大規模な施設改修が必要となり、その可否や費用対効果については、慎重に検討する必要があると考えております。

いずれにいたしましても、持続可能な社会の実現に向け、環境面や財政面など、多角的な観点からリサイクルを推進することは大変重要であると考えておりますので、いただいたご意見を踏まえ、調査研究に努めてまいります。

(令和4年8月18日回答)

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