子どものインフルエンザ予防接種の助成について(令和3年12⽉20⽇回答)
意見・提言
高齢者にインフルエンザ予防接種の助成金が出ているので、子どもの方も検討してください。多くの子どもたちが集団生活を送っていて、特に幼保育園に通う乳幼児はこのコロナ禍でもマスクをつけず密になり生活することも少なくありません。また、気をつけていても咳などの飛沫がうまく防げなかったり手洗いが不十分なこともあり、保育者がどんなに気をつけていても対策は不十分です。
インフルエンザの重症化が怖いので予防接種を毎年受けていますが、接種費用は負担になっています。毎年のことなのでぜひ助成金を検討してください。
可能であれば、フルミスト(経鼻インフルエンザワクチン)の取り扱いのある病院が市内に増えるよう呼びかけていただけると嬉しいです。
回答
幼稚園や保育園に通う乳幼児の季節性インフルエンザの罹患について、大変ご心配のことと思います。感染予防のためには、マスクの着用や手洗いなど、現在新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として行っている対応を継続していただくことが重要ですが、マスクができないお子様につきましても、手洗いをまめに行うことが感染予防につながります。
高齢者のインフルエンザワクチン接種につきましては、高齢者は罹患すると重症化しやすく、ワクチン接種による一定程度の予防効果があるとされているため、予防接種法に基づく定期接種の対象とされており、同法の「B類疾病」に分類されています。接種費用については、一部を公費で負担しています。
乳幼児のインフルエンザワクチン接種については予防接種法の定期接種とされておらず、原則、接種費用は自己負担となります。今のところ、数は少ないものの独自で助成している自治体もありますので、本市でも、国の動向等を注視してまいりたいと考えております。
次に、医療機関におけるフルミストの活用等、医療行為につきましては、現状では各医療機関の判断としておりますのでご理解いただきたいと存じます。
(令和3年12月20日回答)
この手紙の内容に関するお問い合わせ先
健康推進課 24-2003
更新日:2022年08月08日