医療費の負担について(令和4年5⽉25⽇回答)

更新日:2022年10月14日

意見・提言

初めて投稿させていただきます。私は、現在⼤学⽣です。⾼校⽣まで、医療費が無償にもかかわらず、⼤学⽣は、それに該当しないというのは、あまりにも違いがありすぎると思うのです。⾼校も、義務教育ではないのに、なぜ、⼤学⽣は、該当しないのか。

⼤学⽣は、⾼校⽣よりも学ぶことも多く、限られた時間でしかバイトはできません。また、友⼈は、⾵邪をひいても、医療費が⾼いから、⾵邪薬でいいから⼤丈夫、と⾔っていました。

その姿を⾒て、とても可愛そうになりました。確かに、医療費がかかってしまっていることも承知できますが、⾼齢者は、年⾦も頂いたうえで、医療費が、1割,2割など、とても公平性を⽋いていると思いました。

次に、⻭科治療についてお話しします。現在、矯正分野において、医療費は、⾃由診療となっているため、すべて⾃⼰負担です。しかし、顎関節症となると、保険診療となるそうです。症状が悪化しないと、保険が適⽤されないということは、とても理不尽なことだと思います。⽣活するうえで、⻭の並び⽅など、影響ない(命に)という⼈もいますが、症状が悪化する前に対処することは⼤切だと思います。

新型コロナウイルス感染症においても、ワクチン接種は無償で⾏われています、それは、命の危険があるから、もしくは、重症化しない、などの理由があるからです。ですから、細かいことから、本庄市の良さを出すことは⼤切であると思います。

医療費についても、いつも、お隣の市が始めたから、はじめて⾒ようとするのでは、魅⼒が薄れてしまうと思います。本庄市が、さらに住みよい街になるためにも、まずは、若者や市⺠に⽬を向けることが⼤切ではないかと思います。

回答

今回、〇〇様から頂きました医療費に関するご意見は、すべての国民が公的医療保険に加入する「国民皆保険制度」を採用する日本において、少子高齢化が進む中、その費用負担の在り方の議論が必要な、重要な課題であると認識しております。

本市においては、平成31年4月1日より、18歳の年度末までの入院及び通院の医療費について、子ども医療費助成制度のもと無償化とし、高校生までの子どもを持つ子育て世代の親の経済的負担の軽減を図っております。ご質問頂きました大学生の医療費無償化でございますが、高校卒業後の進路は短大や専門学校など様々にあること、また年齢を問わず働きながら学びを継続される方もいらっしゃることから、特定の方に限定した助成は、医療費助成の公平性の観点からも慎重に検討していかなければならないと考えております。

次に、歯科治療にでございますが、保険診療は、健康保険法等による保険診療のルールに基づいて行われていることから、保険給付の適用範囲を独自に変更・設定することは制度上難しいのが実情でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。

今回頂きましたお手紙は、公的保険の在り方に加え、本市がよりよい街になるためのご提言でございましたので、市の魅力発信や移住定住を進める際のヒントとして、受け止めさせていただきます。

(令和4年5月25日回答)

この手紙の内容に関するお問い合わせ先

子育て支援課 25-1130、保険課 25-1116

この記事に関するお問い合わせ先

企画財政部秘書課秘書係
〒367-8501
埼玉県本庄市本庄3丁目5番3号
電話:0495-25-1154
ファックス:0495-21-8499
メールでのお問い合わせはこちら