市営の学童保育について(令和4年12⽉5⽇回答)

更新日:2023年04月11日

意見・提言

私は、8歳と5歳の子を育てるひとり親です。

保育園が無償化になる前から、ひとり親で、保育料はかかりませんでした。今は、副食費は免除してもらえていますが、主食代として1,500円払っています。

無償化になったのに、支払いが増えたので少し負担になりましたが、許容範囲でした。上の子が小学校に入り、学童に通わせないといけなくなりました。こちらは、近くに私営の学童しかない為、毎月12,000円支払っています。市営の学童の場合、月額料金はもっと安いのでしょうか。

市内の児玉地域には、なぜ市営の学童が無いのでしょうか。物価高騰の中、給料も上がらず、支払いが厳しい現状です。かと言って、低学年の子を一人で5時半近くまで留守番させるのは、とても不安で学童を辞めさせるなんてできません。

この先、市営の学童を児玉地域にも、と考えてはいないでしょうか。私営より月額料金が安いのであればですが、この様な要望が出たことはないでしょうか。

この様な家庭が結構ある事、市長に知ってもらいたいと思い、手紙を送らせてもらいました。

回答

現在、本庄市内には公立4施設(いずれも市営)、民間18施設の合計22施設の学童保育所(以下、「学童」といいます)があり、全ての学校区に学童がございます。

公立の学童の料金でございますが、市民税均等割のみの世帯が月額4,500円、その他の世帯は月額7,500円、いずれもおやつ代実費を含む金額となっております。これに加えて、保険料等の経費がかかります。

公立の学童の月額料金は、民間と比較しますと安価ではありますが、保育時間が放課後から午後6時までとなっており延長保育は行っておりません。一方、民間の学童は、各施設の実情に応じて最長で午後7時30分まで延長保育を行っております。また、夏休みや土曜日につきましても、民間の学童の方が、朝の早い時間から受け入れを行っております。

このように、公立と民間では、保育料や運営に違いがあるのが実情でございますが、現在、本庄市内には全小学校区に学童保育所があること、また待機児童もいないことから、公立の学童を新たに設置する状況にはないものと存じます。しかしながら、お住いの学校区や公立と民間という運営形態により、保育サービスの提供内容や経済的負担に違いが生じているとのご指摘もございますので、誰もが子育てしやすい環境の構築に向けまして引き続き検討を進めてまいります。

また、現在、国においては、子どもの健やかな成長を社会全体で後押しするため「こども家庭庁」の設置に向けた準備が進められております。本市といたしましても、こうした国の動向を注視しながら、今回頂きましたご意見も参考にして、今後の子ども・子育て施策や教育環境の整備を進めてまいります。

(令和4年12月5日回答)

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