敬老お祝い品について(令和6年10⽉17⽇回答)
意見・提言
今年も「敬老の日」が来た。妻も75歳になり、夫婦2人分の「敬老祝い品」引換券が届いた。私には数年前から届いているが引き換えたことがない。それは日本人の平均寿命が男性81歳、女性88歳で75歳程度は当たり前になったからである。
市長の祝いの言葉を読んでも単なる常套文言で気持ちを感じない。高齢者は当たり前の世の中になり、大切な市の公金を使う必要があるだろうか。私は必要ないと思っている。
私はこの歳まで元気に来られ、生活出来ているがその過去と今に感謝している。
そこで提案がある。来年の引換券を送付する際、次のようなハガキを入れて高齢者の気持を把握したらどうだろうか。
1.今後も祝い品引換券の送付を望みますか。 (1)望む。(2)必要ない。
2.必要ないと答えた方の理由をお聞かせ下さい。(1)気にいるような品がない。(2)費用が無駄だと思う。
等です。
現在、本庄市には75歳以上が約12,000人いる。一人引き換え金額1,000円としても郵送料など考えると一人1,500円と考えて約1,800万円が必要である。
引換券を喜ぶ高齢者もいると思うが、要らないと思う人もいるはずだ。必要のない人を事前に把握して、その費用を他の目的に使う方が「世の為後の為」或いは「世の為今の為」になる。
何しろ人生100年時代と言われている。今後もお年寄りが増える。増えることは良いが「健やかに老いる」ことを目指して欲しい。高齢者優遇とは言わないが、必要のない「祝い」は縮小した方が良い。
それより、もっと認知症や独居高齢者を応援する仕組み作りを考えるべきである。漫然と物事を進めないで欲しい。
回答
敬老お祝い品につきまして、令和5年度は、およそ1万2千人の対象者のうち8割以上の方が引き換えを行っており、大変喜ばれている事業であると認識しております。
この事業は、地域社会の発展のため、またご家族の幸せのため長年にわたりご尽力された、75歳以上の皆さまに敬意を表し、敬老の意をお伝えすることを目的としております。
また、敬老お祝い品引き換えのパンフレットをお届けすることにより、ご家族や市民の皆さまにもこのような趣旨をお伝えできることから、今後も対象となる皆さまにお届けしてまいりたいと考えております。
市といたしましては、この事業はもとより、高齢者の皆さまが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、「医療」「介護」「予防」「住まい」「生活支援」のサービスを一体的に提供する地域包括ケアシステムの更なる深化・推進を図ってまいりますので、今後とも、市政運営につきまして、ご意見ご提言を賜りますようお願い申し上げます。
(令和6年10月17日回答)
この手紙の内容に関するお問い合わせ先
高齢者福祉課 25-1722
更新日:2025年03月18日