本庄市の病院について(令和6年12⽉26⽇回答)
意見・提言
現在、本庄市の病院では、血液内科が存在せず、輸血するにも治療するにも群馬県の病院か、深谷日赤に行くことになります。
私は現在、血液内科で治療中ですが、毎月の検査や通院だけでも大変です。自分で行けない場合の移動手段の確保や高速道路、タクシーなどは金銭面の課題があり、また、貧血となった場合体調が大変な中病院まで移動しなくてはなりません。
仕事をしていれば、採血検査のため平日休まなくてはいけず、さらに終わりはありません。
入院をともなう治療はともかく、せめて本庄市にも採血検査や輸血ができるように、現在ある病院内でできませんか。また、高齢化社会の前に今足りない専門の科を含めた総合病院を作りませんか。お願いします。
回答
○○様におかれては、毎月の検査や通院生活を送られる中で、様々なご心労がおありのこととお察しいたします。
現在、本庄市内には病院が11施設、診療所が50施設あり、市民の皆さまの健康と安全を守るために日々ご尽力いただいております。全国的な医師不足の影響等、医療機関ごとに様々なご事情があるかと存じますので、いただいたご意見につきましては、本庄市児玉郡医師会にお伝えし、情報の共有を図ってまいります。
現在、社会の高齢化が進展するなか、「病気を抱えている方の生活の質を上げる医療」を目指すべく、医療と介護の一体的な改革が求められております。
一方で、医療人材不足の問題や、現下の市の医療機関及び医療提供体制に鑑みますと、総合病院の建設は非常に難しいものと判断しております。
しかしながら、○○様がおっしゃるように、地域で足りていない診療科や高度医療を提供できる診療機関の誘致等も含め、地域の実情に応じた医療体制の整備に取り組んでいく必要もあると考えております。
今後も、埼玉県や本庄市児玉郡医師会などの関係機関と連携を図りながら積極的に情報収集を行い、地域医療体制の充実に努めてまいりますので、何卒ご理解を賜りたく存じます。
(令和6年12月26日回答)
この手紙の内容に関するお問い合わせ先
健康推進課 24-2003
更新日:2025年07月04日