「きこえとことばの教室」への送迎負担の軽減について(令和3年1月15日回答)

更新日:2021年03月12日

意見・提言

私には保育園年長の娘がおり、入学前検診と再検査で「きこえとことばの教室」に通うよう推奨いただいています。現状は週1回、学校の授業を抜けて本庄西小学校に親が連れていき、45分間の受講に付き添い、また本来通っている小学校へ送ることになっています。何年掛かるかは子供次第とのことで、日中夫婦ともに仕事をしており、週1回送迎で仕事を途中で抜け出さなくてはならないため、退職することも検討しなくてはなりません。このような教室に無償で通えることは親として大変助かりますが、送迎が非常に悩ましいと感じています。母親が専業主婦という前提でこのような形態なのかもしれませんが、今は共働きが多く、子供のためには教室に通わせたくても生活のために仕事の方を選択する人もいると思います。

そこで提案いたします。本庄西小学校だけでなく、各小学校で曜日別などで教室を開いていただければ、子供が自分の小学校内で通えるようになります。親の送迎無しで子供が自分で移動できます。また、親が就労を継続できることにより市民税の納税を維持できることや、本庄市に住み続けたいという思いが高まるなど、本庄市にとってもメリットがあると思います。是非ご検討いただけますでしょうか。

回答

お手紙の件について教育委員会へ問合せをいたしましたので、教育委員会からの回答に基づきご説明いたします。

現在、本庄西小学校に「難聴・言語障害通級指導教室(きこえとことばの教室)」という名称で教室を設置しています。児童数により担当する教員の数が決められており、今年度は3名の教員で指導に当たっています。

ご提案いただきましたように、教員が各学校へ出向いて指導を行う巡回指導も考えられますが、本庄西小学校の「きこえとことばの教室」では、本市の児童だけでなく、上里町、美里町、神川町の小学校に通う児童に対しましても指導を行っていることから、担当教員3名で児玉郡市内の小学校を巡回することは難しい状況です。しかしながら、児童が指導のタイミングを逃すことなく、しっかりと指導を受ける機会や環境を保障し整備を図っていくことは重要であると考えています。送迎のサポートについては、現在、本庄市社会福祉協議会でファミリー・サポート・センター事業を行っており、有料とはなりますが、送迎での利用も可能とのことですので、利用についてご検討いただきますようご案内させていただきます。(連絡先:24-2755  8時30分から17時15分まで 土日祝を除く)

(令和3年1月15日回答)

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