本庄市優秀建設工事表彰について（令和5年12⽉13⽇回答）
意見・提言
広報ほんじょう11月号を読みました。17ページにある令和5年度優秀工事表彰の記事について、毎年思うのですが、何が優秀なのですか。契約通り、期日通り、契約した金額で工事をするのは当たり前です。本庄市の業者とは契約通り工事を実施しないのが当たり前なのでしょうか。
私は43年間民間企業に勤めたが、民間企業でも個人でもこんな表彰はありません。発注者と受注者は対等なのです。受注者は契約通り仕事をしても当たり前なのです。
表彰される請負業者と技術者がリボンを付け、お金を掛けて当たり前のことを褒め合う、これは大人の姿ではないと思う。その姿を職員を使って写真を撮り、お金を掛けて印刷する。市民に知らせて何が意味があるのですか。当たり前のことをやって何が優秀なのか分からない。
1.この表彰に幾ら費用が掛かっているのですか。
2.どの部分が何故優秀なのですか。
3.来年から止めて欲しい。
1.2.3.についてお答え下さい。
回答
本庄市の優秀建設工事表彰は、市が発注した建設工事のうち、他の模範と認められる請負業者等を表彰することにより、建設技術の向上を図り、併せて建設工事の品質及び適正な施工を確保することを目的として、本庄市優秀建設工事表彰規程により実施しているものでございます。
本市の建設工事の成績は、設計図書等に基づいた工事検査等に合格したうえで、施工状況・出来形及び出来栄え・工事特性・創意工夫などを本庄市建設工事成績評定要領で定める評価基準により客観的に採点し、この評定点が80点以上で付与されるなど優秀なものとして採点された評定結果のうち、特に優秀な成績で工事を完成し、他の模範と認められるものが表彰の対象となります。
なお、工事成績の評定につきましては、より良い公共工事の品質の確保と請負者の適正な選定及び指導育成に資することを目的に、国土交通省をはじめ、埼玉県及び県内自治体の多くが採用しているものでございます。
順番が前後いたしますが、掛かる費用につきましては、表彰式の案内通知の郵送費及び表彰状等の消耗品費となっております。
現在、建設業界においても、就業者の高齢化・若年入職者の減少など、担い手確保が課題となっております。優秀建設工事の表彰は、「公共工事の品質確保の促進に関する法律」の目的の一つである担い手の中長期的な育成及び確保の促進に資すること、また、建設業のやり甲斐や魅力の発信につながることから、今後も実施してまいりたく存じます。
（令和5年12月13日回答）
この手紙の内容に関するお問い合わせ先
財政課 25-1165
更新日：2024年01月19日