市内における土葬について
市内の霊園で行われている土葬について、実際に受け入れが確認されており、テレビや新聞、SNS等で取り上げられております。このことにより、市内外から心配されるご意見やお問い合わせをいただいているため、本市における土葬に関して説明いたします。
霊園の経緯
・当該霊園を経営する宗教法人は、昭和53年に埼玉県から経営許可を受けています。
・当時、当該霊園は児玉町にあったため、埼玉県が事務を所管していました。
・市町村合併が進められる中で、平成18年1月に(旧)本庄市と児玉町も合併し、新たな本庄市となりました。
・この合併を機に埼玉県が所管していた児玉町の「墓地、埋葬等に関する法律(以下「墓地埋葬法」と言う。)」の事務の権限移譲を受け、現在は本庄市が管轄しています。
周辺環境への影響
土葬による周辺環境への影響について心配されるご意見もあることから、市では独自に霊園の近隣にある溜池の水質調査を毎年実施しており、これまでに異常は確認されておりません。
電話等による問い合わせに対する回答
主な問い合わせ等の内容は以下のとおりです。
Q.土葬をしてよいのか?(土葬は禁止されているのではないのか?)
A.現在、火葬による埋葬方法が一般的ですが、土葬は墓地埋葬法で禁止しておりません。墓地の管理者が受け入れを判断し、認めることで可能です。
Q.土葬の許可は市町村が行っているのか?
A.市町村は、埋火葬の許可を行っています。これは、市民の死亡届の受付と死体埋火葬許可証(墓地埋葬法第8条に基づく埋葬及び火葬に関する許可証)の交付という手続きになります。埋葬方法(土葬)は、墓地の管理者の判断となります。
Q.この霊園は誰が管理しているのか?
A.経営許可を受けたのは宗教法人で民営の霊園です。本庄市ではありません。
Q.市民からの不安の声に対して、市はどのような対応を行っていますか?
A.一部の報道等にあるような違法性が疑われる場合は、地元警察署や埼玉県等の関係機関とも情報を共有しております。今後も、現地の状況等を注視しながら関係機関との連携を深め、市民の皆さまが不安にならないよう適切な対応を続けて参ります。



更新日:2025年10月20日