栗崎地区(北部)地域整備計画
策定の経緯
本庄新都心地区は、平成15年3月に地区全体の約154ヘクタールについて市街化区域編入及び土地区画整理事業施行区域への都市計画決定がされました。その後、事業の施行規模が約65ヘクタールに区域変更され、平成18年9月には、この約65ヘクタールを先行整備区域として土地区画整理事業の認可を受け、独立行政法人都市再生機構により「本庄早稲田駅周辺土地区画整理事業」が施行され、平成26年3月に換地処分を迎え事業の完了に至っています。
当初の事業化予定区域であった約154ヘクタールのうち、現在、事業化に至っていない「栗崎地区(約36ha)」では、平成21年度にまちづくり方針(案)を作成するなど、土地区画整理事業以外の手法によるまちづくりの検討を始め、アンケートやワークショップ等による意向調査等の結果から、地区全体を対象とする従来の土地区画整理事業を実施することは難しいとの結論に達しました。
本地区は土地利用の状況や地形的特性が地区内の南北で大きく異なり、地区の南側は、太陽光発電施設や空き地が広がり、地形的にも山の斜面等による高低差の存在があります。地区の北側は、従来からの集落地や本庄早稲田駅周辺土地区画整理事業に隣接する部分で急速に市街化が進んでいる状況です。こうした地区の特性も踏まえ、まちづくり手法について更なる検討を行った結果、本地区については南北で同一の整備手法を選択することは困難と判断しました。
検討を進める中で、地区内を南北に分ける境界線を設定し、現状の道路や水路の機能を維持改善していくことが適切と考える地区北部については、土地区画整理事業に代わる新たな手法として、埼玉県が策定した「長期未着手土地区画整理事業区域に係る市街地整備指針」に基づき「栗崎地区(北部) 地域整備計画」を策定し、まちづくりを進めることとなりました。
計画の内容
1.はじめに
地域整備計画策定の経緯
2.地区の土地利用等の状況
- 地区の状況
- 公共施設の整備状況
- 土地区画整理事業の実施可能性の検討
3.整備目標
- 上位計画の位置づけ
- 基本方針
4.整備方針、整備手法
- 整備方針
- 実施計画
更新日:2024年05月31日