ペットとの避難について

更新日:2021年06月23日

人だけでなくペットも被災します。家族とペットが安心して避難するためには、日頃からの災害に対する備えが重要です。

過去の震災では一旦避難した飼い主が、ペットを避難させるために自宅に戻った際に、災害に巻き込まれた事例がありました。

避難の際、飼い主は他の避難者に不安感や不快感を与えないように注意し、他の避難者からの理解が得られるよう配慮をお願いします。

同行避難を知っていますか

「同行避難」とは、災害発生時に飼い主が飼育しているペットと同行し、避難所まで安全に避難することです。

避難所では原則として、屋外飼養となり、避難所内で人とペットが同一の空間で居住することはできません。

ただし、身体障害者補助犬法で定められた補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)は、避難所等での同伴が認められています。

飼い主として知っておくべき心構え

・災害時には何よりも人命が優先されます。

・避難所でのペットの飼養は飼い主がおこないます。

・避難先には、動物が嫌いな人、アレルギーを持つ人もいます。

・必ずしも、避難所でペットが受け入れられるとは限りません。

・避難先やペットの預け先を決めておきましょう。

災害に備えてできること

・基本的なしつけをしておきましょう。

トイレのしつけ、ケージなどに慣らしておく、予防接種を受けておくなど

・不妊・去勢手術の検討をしましょう。

・ペットの防災用品の備蓄をしましょう

ペットフード・水・薬・トイレ用品など

・ペットの情報や飼い主の情報がわかるようにしておきましょう。

犬:首輪・迷子札・標札・狂犬病予防注射済票・マイクロチップ

猫:首輪・迷子札・マイクロチップ

その他の小動物:動物の種類に応じて、足環、耳標、マイクロチップなど

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