交通事故をなくそう(平成19年3月1日号)

更新日:2020年10月01日

昨年、人口1,000人当たりの人身事故発生件数が県内ワースト1という不名誉な記録を作ってしまった本庄市。人身事故件数は市域全体で799件、内訳は死者7名、負傷者1,055名、また、物損事故も1,704件発生しています。前年対比で見ますと、事故件数、負傷者数ともわずかばかり減少していますが、死者数は変わっていません。埼玉県や全国レベルでは交通事故発生件数、死者数とも大幅に減っている中、本庄では逆のことが起きています。今年に入ってからも重大な事故が起こり、まさに市の交通事故状況は緊急事態と言えます。
このようなことから、私は今年の最重点政策として交通事故の抑止を掲げました。自治会をはじめとする各種団体の皆さま方とともに、警察と協力し、強力に推進していく所存です。さて市内で発生する交通事故の特徴ですが、警察署の調べによると次のような傾向があるようです。

  1. 高齢者の関係する死亡事故が大半を占める(死者7名中高齢者が6名、うち2名が自転車乗車中)。
  2. 人身交通事故総件数の6割、525件が、交差点及び交差点付近で発生。
  3.  人身交通事故の関係者の過半数が警察署管内の住民(つまり地元住民)。

残念ながら本庄市の交通事故は身近なところで起き、しかも、地元の高齢者が巻き込まれるケースが非常に多いことが分かります。
市民のみなさん、交通事故は他人事ではありません。だれもが巻き込まれる、また、起こす可能性があり、被害者、加害者双方の当事者はもとより、家族まで不幸に陥れる恐ろしいものです。お互い細心の注意を払い、県内ワーストクラスの汚名を返上しましょう。

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