年金問題を考える(平成19年7月1日号)

更新日:2020年10月01日

社会保険庁の年金記録管理の不備が次々に表面化し、大きな社会問題となっています。
あってはならないことであり、責任は厳しく問われるべきです。そして「自分の年金はどうなっているのか」という市民の皆さま方の不安に、市としても真剣に対応していかなければ、と私は感じています。
まず、ご自身の履歴と社会保険庁の記録が一致しているかを確認することが第一です。自分の履歴と社会保険庁の記録を照合し、違っていれば調査する必要があります。国民年金については、納めていたはずなのに社会保険庁で未納となっていた場合、領収書など何らかの証明が必要となります。また、年金記録の管理は市ではありませんが、平成13年度までの国民年金保険料の収納は市町村経由でした。このため、本庄市でも当時の市内在住者の国民年金の台帳のほとんどを保存しており、記録を確認することができます。
「社会保険事務所へは遠くて行けない」、「電話で何をどう聞いたらよいのか分からない」という方や市役所の国民年金記録を確認したい方は市役所の市民課年金保険係にお越しください。
今はさまざまな問題が噴出し、報道も過熱気味となっています。国民の不安も増幅している感があり、自分の履歴がよく思い出せない状態で相談される方も多く、電話や窓口が混乱している状況です。
すでに年金を受給されている方で記録が合っていないと思う場合は、すぐに調査した方が良いのですが、これから受給予定の方は、今すぐでなくても大丈夫です。今後は、社会保険庁から送られる記録確認の通知書も回数が増える予定なので、それからでも間に合います。
市ではこの件について皆さま方のために出来る限り対処していく所存ですので、情報を正しく判断し、落ち着いて行動していただければと思います。

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