素晴らしい本庄からの眺望(平成19年12月1日号)

更新日:2020年10月01日

冬晴れに山々がひときわ映える時期となりました。私たちの郷土「本庄」からの山の眺めは、全国に自慢してよい一大パノラマであると私は確信しています。
利根川の土手や市内の高台から見れば、東に常州筑波山、北に野州男体山、上毛三山、越州三国連山、西に信州浅間山と、どの山も個性的で美しい形をしています。昔から本庄宿は五州の眺望最良の地と言われ、中山道を行き来した文人墨客(ぼっかく)がその様子を和歌や俳句に詠んでいます。特に眺めが良いのは赤城山です。嘉永6年に文人大館霞城(おおだてかじょう)が選んだ「本庄八景」にも「赤城の暮雪」とあり、古くから、本庄からの眺めが最も秀逸であると評価されてきたことが分かります。
児玉地域からの眺望も素晴らしい。セルディに行く途中、八高線の跨線橋(こせんきょう)から見るひときわ高い西上州の御荷鉾(みかぼ)山や秩父の峰々。帰りに再び跨線橋から見る夕暮れ時の妙義、浅間の絶景。平地から見る山々も美しいですが、山に登って見る景色は雄大です。飯倉の琴平神社山道、間瀬峠や不動山・陣見山の林道、東小平岩谷堂奥の院山腹、また、最近北側の樹木が伐採された秋山十二天祠(し)からの眺めは、平地に広がる農地と点在する市街地、それを見守るかのようにそびえたつ山々が大変神々しく、しかも景色全体のスケールが非常に大きく、圧倒されるものがあります。私はまだ本庄市の最高峰である横隈(よこがい)山に登っていませんが、聞くところでは180度のパノラマで山々の眺望が楽しめるそうです。いずれ登ってみたいと思います。
幼いころからこうした美しくスケールの大きい景色を見せてあげることは、お子さんの成長にも必ず良い影響を与えると思います。これからの季節、ぜひ皆さまもご家族でお気に入りのビュースポットを探してみてはいかがでしょうか。

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