お菓子のまち 本庄(平成20年7月1日号)

更新日:2020年10月01日

どらQと書かれたパッケージに入った4個のどらQの写真

ある人から「本庄市はお菓子屋が多い」と言われました。なるほど調べてみると、和菓子、洋菓子を問わずお店の数では、人口当たりの多さで県北の他市を抜いています。
和菓子屋さんは実にさまざまです。本庄・児玉とも町の歴史が長いからでしょう。茶道に用いる季節感あふれた芸術品のようなお菓子や、進物用の高級羊羹などを扱うお店から、郷土の偉人や風土にちなんだせんべい、最中、昔ながらの団子や練り切り、また、和洋折衷の創作和菓子、さらには酒まんや焼きまんじゅうなどの郷土菓子のお店まで、それぞれの特色を出しています。
洋菓子店さんも負けていません。全国の高級ホテルから支持されコンビニ業界などにも展開している焼き菓子の会社から、地元を中心に支店も構えて展開している創作洋菓子のお店、そして小さくてもシュークリームやプリン、ロールケーキなどの特色で地域に愛されている個人経営のおしゃれなお店まで、これまたバラエティに富んでいます。同一の店舗内で和・洋菓子それぞれを扱うお店もあります。
最近では、全国的に有名なアイスキャンディー会社が本庄に進出することが決定し、話題になりました。今後工場の建設が進む予定です。
こうした中、市内4つの和菓子屋さんが、どら焼の中に本庄特産の「きゅうり」が入った創作和菓子、その名も「どらQ」を作りあげました。新聞やテレビなどで反響を呼んでいます。そもそも生で食べることの多いきゅうりが、まさかどら焼に使われるなど、だれも思わぬところです。この意外な組み合わせは、その意外な味わいとともに話題性を呼ぶことでしょう。ビジネス客や観光客のお土産として今後かなりうけるのでは、と私も期待しております。

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