本庄市のマスコットキャラクターを作ろう(平成22年3月1日号)

みなさんは「ゆるキャラ」をご存じですか。全国各地で、町おこしや村おこし、名物の紹介などに登場する、その地域独自のマスコットキャラクターです。埼玉県で広く知られているのは「コバトン」でしょう。「ゆるいマスコットキャラクター」の略で「ゆるキャラ」です。この名前はイラストレーターのみうらじゅん氏がつけた造語で、「ゆるい」とは「肩の力が抜けて気持ちがいやされる」という意味で使われています。なお、みうら氏によれば、「ゆるキャラ」には3つの条件があるそうです。

1. 郷土愛に満ち溢(あふ)れた強いメッセージ性があること
2. 立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること
3. 愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせていること

今、埼玉県内では各市町村がB級ご当地グルメに加えて「ゆるキャラ」作りにも力を入れ始めています。B級ご当地グルメでは、本庄市の「つみっこ」が昨年秋に秩父市で行われた埼玉B級ご当地グルメ王決定戦で、見事200円の部で優勝の栄に輝きました。今度は本庄市の「ゆるキャラ」をみんなで作って、まちおこしに新しい風を巻き起こそうではありませんか。何といっても本庄は資源が豊富ですから、ユニークでみんなに愛されるキャラクターができると確信しております。
すでに商工会議所からマスコットキャラクターを作ろうという声も上がっていますし、昨年暮れに行われた市内7つの高校生によるセブンハイスクールサミットでも、学生のみなさんから「ぜひ作りたい」との意見をいただきました。
そこで、市長として商工会議所、商工会、JAなど市内の団体にお願いし、商工会議所に事務局を置いて、多くの市民が参加できるマスコットキャラクタープロジェクトを4月からスタートさせることになりました。目標は11月に行われる埼玉県の「ゆるキャラ・サミット」までの完成です。みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。