本庄早稲田の杜 まちびらき(平成22年10月1日号)

懸案でありました本庄早稲田駅周辺のまちづくりも、東西道路が本庄寄居線まで整備が進み、駅北口ロータリー、一部の区画整理事業が完成しました。この広報の中でもお伝えしていますが、今月24日には「本庄早稲田の杜 まちびらきフェスタ」の式典とイベントが開催されます。ご協力いただいた地権者の皆さま、施行者であるUR都市機構、埼玉県をはじめ関係各位、ご理解ご支援いただいた市議会、早稲田大学そして市民の皆さまに心から御礼申し上げます。
この間、市としても施行者と共に地権者との調整やインフラ整備を進め、事業の進展に力を注いでまいりました。区画整理事業全体は平成25年度までかかる予定です。右肩上がりの時代でない中、いかにしたら優良企業や住宅、魅力ある商業施設を誘致し、将来にわたり本庄市全体の底上げ、発展に資する地域にできるか、市の総力をかけた事業であります。  この不況下、幸いにして株式会社カインズの本社の誘致に成功し、住宅地の第1次分の保留地も完売しております。また、地権者の皆さまが土地を提供し共同で進めている大型商業施設の誘致も見通しが立ってきたと聞いております。
私は地域全体を「本庄早稲田の杜」と称して、そこに集まる人も企業も教育・研究機関も、共に樹木が根を張り天に向かって育つような、孫子の代まで引き継げる、時代をリードする環境共生都市を目指していきたいと構想しております。今後もこの「本庄早稲田の杜」というコンセプトの下、関係者の皆さまと協力しながら、優良企業の誘致や環境に配慮した住宅開発を進め、早稲田大学との連携の下、電動バスなど地球環境に優しい研究事業の成果を活(い)かせる、新しいエコタウンを創造してまいります。
24日にはぜひ多くの市民の皆さまに「まちびらきフェスタ」にお越しいただき、本庄市の未来への大きな可能性を感じていただければと存じます。