【新型コロナウイルス関係】市民生活と地域経済安定のための補正予算について（令和2年3月24日回答）

意見・提言

 3月9日付方針更新後、国の自粛要請延長と続き、昨日WHOが今回の新型コロナウイルスをパンデミックと見なしうる状態と発表しました。その中にあって、市の教育委員会が発表した「休校中」と「卒業式」に関する方針を、当市独自のものと評価しています。しかしながら、春の選抜高校野球が中止に追い込まれるなど、生命優先の自粛規制が拡大し、その影響を受ける国民や団体はさらに数を増してきています。

 そこで緊急に提案いたします。今議会に上程されている補正予算の中の基金への積み立てを一部減額し、市民生活と地域の経済の安定のため、3月中に使途できる予算を国に先駆け上程してください。

回答

 現在、市では新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全市を挙げて取り組んでいるところです。これまで、政府の専門家会議の見解や要請を踏まえ、本市でも各種イベント等の中止や延期などを実施していますが、全国各地で施設の閉鎖や催し物の中止などが続き、市民生活がさまざまな制約を受けるとともに、地域経済にも大きな影響を与えています。

 このため、国に対して、経済対策及びそれに伴う財政支援を求めてきたところ、今般、政府から中小企業等への支援をはじめとする経済対策が打ち出されました。市としては、今後も感染症の一日も早い終息のため、感染拡大防止に全力で取り組むとともに、市民生活並びに地域経済の安定のため、地元商工団体や金融機関等の意見を伺いつつ、国との連携を密にし、また市議会の理解を得ながら、臨機の施策実施に当たっては適切な予算措置を講じ対応してまいる所存です。

(令和2年3月24日回答)

この手紙の担当課

商工観光課25-1175