インフルエンザについて

更新日:2025年01月10日

流行情報

詳しくは、埼玉県感染症発生動向調査をご参照ください。

【埼玉県】感染症発生動向調査

インフルエンザとは

A型またはB型のインフルエンザウイルスに感染することで発症します。

臨床的な特徴としては、潜伏期間は1~3日、主な症状は38度を越えるような発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛が現れ、続いて咳や鼻汁、咳などの風邪症状が続きます。これらの症状は1週間程度で軽快していきます。

高齢者や基礎疾患をお持ちの方は重症化しやすく、小児ではまれに急性脳症を発症することもあります。

感染経路

インフルエンザは、感染者の咳やくしゃみ、鼻水などに含まれるウイルスを吸いこむことによる「飛沫感染」や、ウイルスに汚染されたところを直接触ることによる「接触感染」で感染します。

インフルエンザの感染が疑われるとき

インフルエンザの感染が疑われるときは、次のことに注意して受診しましょう。

医療機関で検査を行う場合、症状が現れてすぐに受診し、検査をしてもウイルスの増殖が少なく検査結果が陰性になる場合があります。検査のタイミングは症状が現れてから12時間~48時間以内が良いとされています。

ただし、上記にかかわらず、意識がもうろうとしている、息が苦しい、けいれんしているといった症状がみられる場合は速やかに受診してください。

治療

症状に応じた治療となります。

実際の治療に関しては、医師に相談してください。

対症療法

・解熱薬などを内服することで、発熱や痛みなどのつらい症状を和らげることができますが、ウイルスを直接減らす効果はありません。

抗インフルエンザウイルス薬治療

抗インフルエンザウイルス薬の服用は適切な時期(発症から48時間以内)に開始することで十分な効果が期待できるとされています。

予防方法

手洗い・うがい

・外出先から帰ってきたら、すぐに石鹸と流水で手を洗い、うがいをしましょう。

・鼻をかんだり、くしゃみをした後は、よく手を洗いましょう。

換気

・適宜、窓を開けて空気の入れ換えを行い換気をしましょう。

湿度の管理

・空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。

咳エチケット

・咳やくしゃみが出るときは、マスクやハンカチ、肘の内側などを使って鼻と口を押えることで、ウイルスが周囲の飛び散ることを防ぐことができます。

その他

・十分な休息とバランスのとれた栄養摂取を心がけることで、抵抗力を高めることができます。

・インフルエンザの症状がある場合は、感染予防の観点から、医療・福祉施設への面会や訪問は自粛しましょう。

その他、詳しい情報は厚生労働省ホームページ「インフルエンザ(総合ページ)」をご確認ください。

予防接種

一般的な感染予防に加え、重症化の予防を目的として予防接種があります。

本庄市では高齢者を対象として、毎年10月1日から2月末まで「高齢者インフルエンザ予防接種」を実施しており、対象者には9月中旬から下旬にかけて予診票を送付しています。また、本庄市公式LINEでも配信しています。

詳細は本庄市ホームページや広報をご覧ください。

高齢者以外の方で予防接種を希望する場合は、任意接種(全額自己負担)となりますので、かかりつけ等の医療機関にお問い合わせください。

その他

医療機関への受診を迷ったり、症状等について相談したいときに下記の相談先があります。

ほんじょう健康相談ダイヤル24」:0120-122-885

埼玉県救急相談」:♯7119kenkousoudan

この記事に関するお問い合わせ先

健康推進課感染症予防係(保健センター内)
〒367-0031
埼玉県本庄市北堀1422-1
電話:0495-24-2003
ファックス:0495-24-2005
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