「アスピアこだま」を緊急避難所にしてほしい(平成27年8月26日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 私は現在、あら町商店会の役員をしております。当商店街では会員の皆さまのお店に刷っていただくために「緊急避難所 児玉中学校」のポスターを配布しております。私の意見というよりあら町商店会の役員の総意としては、城山を切り拓き低地にある児玉中学校よりも高地に新しく開設した「アスピアこだま」の方が緊急避難所としては適していると思います。

回答

 ○○様並びにあら町商店会の皆さまには、日頃から「緊急避難所 児玉中学校」というポスターの配布、掲示といった、災害に備えた啓発活動をしていただき、厚く感謝申し上げます。
 市では地域防災計画に基づき「避難所」及び「避難場所」を指定しております。「避難所」とは災害により避難生活が長期に及ぶ場合に開設するもので、市立小中学校の体育館とシルクドーム、市民文化会館、セルディ、エコーピアの計21ヶ所を指定しております。また、「避難場所」とは、災害が発生した際に避難所へ避難をする前に避難者が一時的に集合して、状況の確認、集団を形成する場所であり、地区公民館等79ヶ所を指定しております。
 さて、アスピアこだま及び児玉中学校の避難所及び避難場所としての指定についてですが、児玉中学校は災害による避難生活が長期に及ぶ場合の避難所として指定しており、現時点で大規模災害が発生した場合は、児玉中学校体育館を避難所として開設し、避難をしていただくこととなります。
 また、アスピアこだまにつきましては、災害発生時に現地対策本部を設置することとしており、地域の防災拠点として関係機関の出入り等により混乱が生じる可能性があります。そのため、長期に及ぶ避難生活をする場所としては児玉中学校が、より避難所として適していると考えております。
 標高につきましてはアスピアこだまが高い位置にありますが、児玉中学校につきましても、体育館及び校舎はグラウンドより高い位置にありますので、大雨による浸水被害にも対応できるものと考えております。
 もちろん、災害が発生した際には、「危険から逃れるための場所」としてアスピアこだまを利用していただきたいと思いますが、安全が確認された後に児玉中学校等の指定避難所へ移動をお願いすることとなります。
 大規模災害が発生した際は、市民の皆さまの自助・共助と市や他の公的機関による公助により、一丸となって対応しなければならないと考えています。○○様並びにあら町商店会の皆さまにおかれましても、市の防災行政につきまして、引き続きご協力をよろしくお願い申し上げます。
(平成27年8月26日回答)

この記事に関するお問い合わせ先

企画財政部秘書課秘書係
〒367-8501
埼玉県本庄市本庄3丁目5番3号
電話:0495-25-1154
ファックス:0495-21-8499
メールでのお問い合わせはこちら