人口減少や、本庄・児玉地域の隔たりを無くす政策について(令和2年1月14日回答)

更新日:2020年10月21日

意見・提言

  私は児玉地域に住んでいるのですが、13年前の市町合併以降、本庄地域との隔たりを感じてきました。また、埼玉県全体としては2.8%の人口増加ですが、本庄市全体では10年間で4%以上減少していて、そのうち児玉地域だけでは6%を越える減少となっています。本庄早稲田駅周辺のような大きな規模のインフラ整備がされているとは思えません。人口減少や、児玉地域と本庄地域との隔たりを無くす具体的な政策や対策、計画がありますか。

回答

   本市は平成18年1月に合併し、今年度で14年目を迎えました。合併後のまちづくりにつきましては、旧児玉町及び旧本庄市の速やかな一体化の促進や均衡ある発展を図るため、各種の事業に取り組んでまいりました。主なものとして、アスピアこだま建設事業、児玉中学校建設事業、本庄東中学校建設事業、はにぽんプラザ建設事業、新保健センター建設事業、小中学校空調設備設置事業、小中学校耐震化事業、道路整備事業などを実施し、旧市町の隔たりをなくし、一体的そして均衡ある整備を現在も進めているところです。
  また、人口減少の克服と地方創生に重点を置く計画である「本庄市まち・ひと・しごと創生総合戦略」により雇用、子育て、地域づくり、安全なくらしなど、各施策を通じて次の時代につながるまちづくりを進めるとともに、移住定住促進や、スケールメリットを生かした観光振興などによる交流人口の拡大や企業誘致、魅力発信といった市外に向けた取組を推進しています。
  平成28年からの人口動態では、依然として人口減少は続いているものの、転出者より転入者が上回る社会増が続き、徐々に総合戦略の取組の効果が表れてきています。本市における人口減少の主たる原因は、お亡くなりになる方に比べて生まれる子どもの数が半数ほどといった、いわゆる少子化にあると言えます。これは全国的な課題であり、国や自治体、国民が危機感を持って対応してゆかねばなりません。 市民の皆さまが住みやすい、住み続けたくなる本庄市とするために、人口減少に歯止めをかけ、将来にわたり安定的な財政運営に努め、今後も活力ある持続可能なまちづくりを進めてまいりたいと考えています。
(令和2年1月14日回答)【この事業の担当課:企画課25-1157】

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