老々介護者専用娯楽室の設置について(令和元年9月24日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 私は妻の介護をしている85才の男性です。6月に、公益財団法人さいしん福祉財団主催の介護者を対象とした招待旅行に参加し、福島県東山温泉に一泊してきました。とても楽しくリラックス出来ました。旅行中、妻は同財団の補助でショートステイを利用していました。

 先日、テレビで、老々介護者を対象とした娯楽室で楽しく過ごしている介護者を見ました。本庄市にも有ればいいなと思い手紙を書きました。私の妻は失語症で会話はできません。また、右半身が不自由なため車椅子を使用していますので、外食などの際には非常に気を使い、肩身の狭い思いをしながらの食事となります。介護者相談室、支援センターは有りますが、改まって行くには気が重く、同じ悩みを持つ者同士が周囲に居る事で落ち着き、相談も出来るようになると思います。デイサービスに行っている間、家事をしながら話し相手もなく、孤独な日々を過ごすのが日課となっています。現状に挫ける事なく頑張っている方々に、気分転換の場を与えてほしいと思います。

回答

 この度は、社会福祉協議会が募集しました公益財団法人さいしん福祉財団主催の、介護をされている方のリフレッシュ事業に参加され、とてもリラックスいただけたとのお手紙に、安堵とともにうれしくお手紙を拝見させていただきました。

 お手紙にございます、老々介護者対象の娯楽室の設置ですが、在宅で介護なさっている高齢者の方が、いつでも気軽に立ち寄れて、同じ悩みを持つ方々が交流できる場は、在宅で介護されている方のご負担の軽減につながる貴重なご提言と受け取らせていただきました。

 本市では、ボランティア団体による「介護者サロン本庄」が、はにぽんプラザやアスピアこだまなどで月に3回開催されています。このサロンは、介護者の方に自由にお立ち寄りいただき、介護の悩み相談や情報交換などによって、気持ちのリフレッシュを図ることを目的に開催されていますので、お立ち寄りいただければと思います。また、市では、介護者の方に日頃の介護からリフレッシュしていただくことを目的に、社会福祉協議会に委託し、日帰りバスツアーや食事会の開催などの「介護リフレッシュ事業」を行っていますので、こちらにもぜひご参加いただきたいと思います。

 高齢化が進む中で、○○様のご家庭のような老々介護となるケースは増えています。介護者が、介護に疲れてしまわないようにする取り組みは、市として重要なことと考えています。○○様からのご提言も今後の課題として受け止めさせていただきます。残暑が続いています、ご自身のお体もご自愛いただきたいと存じます。

(令和元年9月24日回答)

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