認知症の人を発見保護する、大牟田市のようなシステムを取り入れてほしい(平成26年1月15日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

12月14日のNHKの番組(週間ニュース深読み)で大牟田市の取り組みを見ました。
認知症で徘徊をする人を、町を上げて発見・保護するためのシステムが完備されているとの内容でした。
我が家も認知症の年寄りを抱えており、市内でも時折行方不明者の放送を聞きますので、本庄市でもシステムを取り入れていただきたいと思いました。ぜひ番組を御覧頂いて、御検討ください。
既にそういったシステムが本庄にあったとしたら失礼しました、その場合はもっと住民にアピールしてください。

回答

日頃より、市の高齢者行政に対しまして、ご理解とご協力をいただいておりますことに、深く感謝申し上げます。
私はお手紙の番組を見ることができませんでしたので、お手紙をいただいた後、テレビ番組の内容を確認させていただきました。ご意見のように、安心して暮らせる地域福祉を実現するためには、認知症で徘徊する人を発見・保護するためのシステムづくりが必要であると思います。
現在、市では、おおむね65歳以上の在宅の認知症高齢者の方を対象にGPS端末を所持していただき、位置を探知してご家族に通報する「徘徊高齢者探知事業」を行っております。また行方不明者を捜索するために警察と連携し、防災行政無線による放送、メール配信による捜索の呼びかけを実施しております。
徘徊高齢者探知事業につきましては介護いきがい課(電話25-1127)、防災行政無線メール配信サービスにつきましては危機管理課(電話25-1184)でご案内しております。
また、高齢者世帯の見守り活動は民生委員・児童委員が行っておりますが、家庭を訪問する機会の多い、本庄ガス株式会社、埼玉県LPガス協会本庄支部、東京電力株式会社熊谷支社とも覚書を交わし、異常があった場合の通報をお願いしております。今後は認知症の人の見守りや徘徊高齢者の情報提供まで協力依頼内容を広げ、より多くの事業者に協力をいただけるようにしていきたいと考えております。
市では認知症について広く市民の皆さまに知っていただけるよう普及啓発を行うとともに、認知症サポーターを養成し、認知症高齢者を地域で支える仕組みづくりを総合的に推進したいと考えておりますので、今後ともご理解とご協力をお願い申し上げます。
(平成26年1月15日回答)

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