障害児の放課後デイサービスについて(平成26年11月10日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

  本庄市には障害児の放課後デイサービスが1つありますが、それは本庄特別支援学校のお子さんを対象としています。また、定員はいっぱいとのことです。本庄特別支援学校までは迎えに行っているようですが、その他の送迎サービスはありません。
  我が家の子どもは肢体不自由のため、熊谷特別支援学校に通っています。送迎サービスがないので、そこまで連れていく手段がなく、市内の放課後デイサービスが利用できません。申請したけど利用をしていないのではなくて、利用できない環境であることを理解していただけたらと思います。
  またデイサービスの申請や利用には時間がかかります。いざ、利用しようと思っても、すぐには利用できません。
  11月に、もう1つ放課後デイサービスができますが、受け入れ人数も決まっており、多くはありません。深谷も定員がいっぱいと聞きました。やはり、放課後デイサービスであれ、障害児の学童であれ、絶対数が少ないと思います。
  また、本庄市に肢体不自由の支援学校はできないのでしょうか?熊谷は遠いです。登・下校とも1時間以上かかっています。そういうことを、どこに相談したらいいのかもわかりません。そういった家庭を対象に、アンケートを実施するなど、もう少し実情を把握して、今後に役立てていただくことはできませんか。

回答

   ご指摘のとおり、市内で放課後等デイサービスを行っている事業所は「大きな樹」1ヶ所のみでした。定員は20人で、その利用は知的障害児のある本庄特別支援学校の児童に限られております。
  そのため、市内在住の肢体不自由等の他の障害のある児童については他市町村にある特別支援学校に通学した上で、放課後等デイサービスについても他市町村にある事業所を利用せざるを得ない状況となっています。
  現在の本市の状況は、放課後等デイサービスの支給決定を受けている児童36人中「大きな樹」を利用している人が7人、他の事業所が16人となっており、一方、どこの事業所も利用していない児童が13人おり、市内における放課後等デイサービスのご要望に対して充分にお応えできていないものと考えております。
  そのため、市といたしましては、今後、障害のある児童とその保護者の方がどのような支援を必要としているのかといった潜在的なご要望の調査を行っていく方針です。
また、放課後等デイサービスの事業所を設立するための許可権限は県にありますが、事業所の立ち上げに際しては、県等の補助金の情報などを提供するとともに、市としてもどのような支援ができるかについて検討してまいりたいと考えております。
  その他に、障害児を受け入れる一般の学童保育所は、市内に11ヶ所あり、利用を希望する方には、情報を提供してまいりたいと考えておりますので、障害福祉課(電話25-1125)へご連絡ください。
  なお、本年11月には、市内に新たに放課後等デイサービスを提供する「ほっとランド」が開所されました。対象者は原則本庄市内の公立小・中学校の特別支援学級と本庄特別支援学校に在籍している障害児で定員は10人です。これにより少しでも需要が満たされるものと考えております。
  また、ご指摘の放課後等デイサービスの支給決定手続きに関しましては、1週間程度で支給決定が出せるよう心掛けているところです。
(平成26年11月10日回答)

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