おくすり手帳について(平成29年3月10日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 私は去年突然の目まいに襲われ病院で検査をしました。若い頃の不規則な生活が原因だったのでしょう。多くの病気が発見され自分なりに健康法を考え薬を飲みながら治療をしました。おかげさまで、現在では数値も安定し担当医も驚くほどの回復でした。

 さて薬局で提出するおくすり手帳をご存じですか。薬の種類を記録する大切な手帳です。以前にテレビ番組でお薬手帳を提出することで料金の割引があると聞きました。ある時に同じ薬の処方なのに料金が違う事に疑問を感じ薬局で質問しましたら、おくすり手帳が無かったからと言いました。私は手帳にシールも貼ってあると告げると、簡単に説明もなく手違いでしたと訂正し、差額の料金が返金されました。しかし私が指摘しなければそのままです。制度を知らず料金を支払っている人も多いのではないでしょうか。国保からも7割支払われています。国保税を納めているみなさんが負担しているのです。この問題は私だけではなく国保も無駄な料金を払っているのです。後からでは証拠も残りません。制度を知らない市民が悪いのでしょうか。少額ですが全体では大きな問題です。おくすり手帳を提出しないと自分や国保も損をするのです。どこの機関の利益になるのか分かりませんが国保負担が多い現在もっと行政でも告知指導することが必要ではないでしょうか。

 私たち低所得者にとっては少額ですが大きな負担です。薬局ではおくすり手帳はありますか?と聞きますが、手帳を提出すれば料金が割引されますと一度も聞いたことがありません。儲けるために言わないのでしょうか。おくすり手帳を提出しても制度を知らなければ多く支払ってもわかりません。この問題は市にとって大きな問題です。国保税からも支払われているのです。間違いで済まされない問題であると私は思っています。こんな問題があることに怒りを感じています。市長さんの回答をお願いします。

回答

 おくすり手帳は、薬の服用履歴やアレルギーの有無など確認するための貴重な情報源であり、重複投与のリスクや不要な投薬を防ぐためにぜひ利用していただきたいものです。

 国では、おくすり手帳の活用をすすめるため、いくつかの条件を満たした場合、おくすり手帳を持参すると医療費が安くなるよう、平成28年4月に診療報酬を改定しました。お一人お一人条件も異なりますので、それぞれに合わせた説明がお支払の前になされるのが理想かと思われます。

 制度の趣旨を考え、本市といたしましても医療機関や薬局と連携し、周知を図るよう努めてまいります。

(平成29年3月10日回答)

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