2歳児へのフッ素塗布について(平成29年8月18日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 1歳1か月になる子どもがおります。他の保護者の方とのお話の中で子どもたちの歯のケアについての悩みは多く、先日フッ素コートの話題になりました。
 本庄市でも他の自治体と同じく1歳6ヶ月健診にて歯のコーティングをして下さるのですが、神川町の方から神川町では2歳児歯科健診が行われており、フッ素のコーティングも再度行われているとのお話を伺いました。調べてみると2歳歯科健診を設けられている自治体様も多く見受けられました。これは大きいです。
 1歳位から歯のケアは始まりますが、相手は乳児であり丁寧にしっかりとお手入れをしたくとも全くじっとしていてくれません。さらに2歳というのはとても扱いが難しいお年頃で、必要な歯のケアもとにかく手こずりがちと聞きます。乳幼児期の歯のケアはとても重要です。本庄市では1歳6ヶ月健診の次は3歳児健診でのフッ素塗布となっていますが、2歳にてフッ素塗布の場を設けていただきたいと切に願います。

回答

 「2歳児のフッ素塗布」につきまして、現在、本市ではご承知のとおり「1歳6ケ月児健康診査」及び「3歳児健康診査」において歯科健康診査を実施しており、歯科医による診察及び歯科医師の指示のもと歯科衛生士によるフッ素塗布とブラッシング指導を行っております。フッ素塗布については、虫歯予防の効果が高いとされてはいますが、過剰に塗布することで嘔吐などの症状が出ることがあるため、安心安全に行うために歯科医の指示のもとで実施しております。

 本市では、2歳児を対象とした健診は、医師の診察がない健康相談として実施しているため、現状ではフッ素塗布を行ってはおりませんが、仕上げ磨きが難しくなる時期ということもあり歯科衛生士によるブラッシング指導で磨き方の確認を行ったり、虫歯予防に重要な、バランスのとれた食事について栄養士の講話を行うなど、歯の健康保持増進が図れるよう努めております。

 乳幼児期からの歯磨きの習慣や定期的な歯科健診などによる虫歯予防が、生涯を通じた歯の健康づくりの基礎となります。ご提案いただいた「2歳児健康相談でのフッ素塗布」につきましては、現在の実施体制では困難なため、回数の増につきまして、実施する年齢も含め検討してまいりますのでご理解を賜りたいと存じます。

(平成29年8月18日回答)

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