補聴器助成金について(平成29年7月18日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 中等度難聴の子どもがいます。正しい日本語の習得、日常生活には補聴器がかかせないものです。生後まもなく付け始め、その時、購入に市と県から3分の1ずつ助成があり、自己負担は3分の1でしたのでとても助かりました。

 また、「耳の大きさや形が成長していくため、一応5年というくくりがあるが、その時の様子に応じてイヤーモールド(耳栓部分)の買い替えの助成もさせていただけると思います」というとてもありがたいお言葉も頂きました。

 しかし、いざイヤーモールドの買い替え時期が来て相談に行ったところ、担当の方が変わりイヤーモールドの買い替えには1円も出せないということでした。埼玉県でもさいたま市などは助成してくれるのに本庄市では対応して頂けないことが非常に残念です。補聴器は必要不可欠なのに障害者手帳も交付されず、毎月他市までの通院、毎週の療育への交通費等すべて自己負担です。

 イヤーモールドだけでも助成金が受けられると助かりますので、検討、対応をお願いします。

回答

 現在、補聴器購入に対する助成には二つの制度があります。

 一つ目は、障害者総合支援法に基づく補装具費としての支給です。購入と修理にも対応していますが、身体障害者手帳を所持している方または同程度の児童に限定された制度になっています。

 二つ目は、身体障害者手帳の対象にならない軽度・中等度の難聴の児童の健全な発達を支援することを目的として、補聴器購入に係る費用の一部を補助する制度です。本市では平成25年12月からこの補助事業を始めました。

 ●●様にご活用いただいたのは二つ目の補助制度ですが、この補助金は埼玉県の補助金を活用しており、イヤーモールドを含んだ補聴器の購入費のみを補助の対象としています。従いまして、今回のようなイヤーモールドのみの交換は修理の分類となりますので、この補助制度には該当いたしません。窓口での説明の際に、イヤーモールドの交換に対応できると申し上げたことにつきましては、購入と修理についての説明が不十分であり、大変申し訳ありませんでした。補助対象を修理まで拡大することにつきましては、埼玉県の補助金の動向等に注視しながら、検討をしてまいりますので、ご理解を賜りますようお願いします。

(平成29年7月18日回答)

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