子ども医療費の高校生までの無料化について(平成30年6月20日回答)
意見・提言
子ども医療費の高校生までの無料化をお願いします。私の子どもは小学校5年生で脊椎側湾症がわかり、専門医院に診てもらい毎日装具をつけて治療を続けてきました。装具治療だけでは脊椎曲りの進行は止められず、脊椎の手術を今年の12月にする事になりました。治療・手術の医療費が多額にかかる事になりますので、私自身で治療費・医療制度を調べ聞いてみたりしましたが、18歳迄の育成医療に該当は無く、○月で18歳を迎えるため12月の手術時には○ヶ月が過ぎてしまいます。難病指定にも該当は無く、生命保険にも病気があるので加入出来ません。親子で不安を抱えています。
隣市では医療費が高校生まで無料となっています。本庄市でも、一日でも早く、高校生までの医療費無料化制度を実施して欲しいです。同じ子育て中の人達も同じ思いです。今現在、子どもは高校生になり勉強・運動・大学進学に向けて頑張っています。手術を受けて身体を治して将来の夢に向けて頑張っていく思いでいっぱいです。
回答
お子様が脊椎側湾症で12月に手術をされるとのこと、大変ご心配のこととお察し申し上げます。
現在本市の子ども医療費の無料化制度では、15歳の年度末までのお子さんを対象としています。平成30年4月1日現在、県内63市町村のうち、高校生までの医療費無料化を実施している自治体は17市町となっています。本市といたしましても、対象者を18歳の年度末までに拡大することについて、現在、調整を進めています。
この制度は各医療機関等のご協力により実施されており、児玉郡市内の市町の制度に違いがあると医療機関等の窓口が混乱するので、郡市内で統一してほしいと以前からご指摘をいただいております。これを踏まえまして、現在、児玉郡内と足並みを揃えて実施できるよう各関係機関と調整を進めているところです。具体的な実施の時期につきましては、現段階での明言は難しい状況ですが、平成31年4月1日からの実施を目指して、医師会、歯科医師会、薬剤師会等の各関係機関と調整を図っています。
将来の夢に向けて頑張っていらっしゃるお子様のことを思いますと、一刻も早い制度導入を図りたいと思いますが、現実的には、課題の解決と手続きが必要となります。現状ではご期待に添えない状況でございますが、早期実現に向けて努力してまいります。
(平成30年6月20日回答)
更新日:2020年10月01日