学校図書館補助員を採用し、各学校へ配置してほしい(平成26年10月15日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

  市内の小学校で図書室整理、読み聞かせボランティアをしているものです。
  本庄市内では、どの学校も図書室専任の方がおらず、司書教諭の先生が担任をもちながら図書室の管理をされています。
  それゆえ、本の整理・配架等はボランティアの保護者が独自に行っており、置かれている本の種類・配架等、子どもたちが使いやすいとは言えない状況です。
  隣の深谷市では、学校図書館補助員が各学校におられると聞いています。 是非、本庄市でも学校図書館補助員を採用し、各学校に配置していただくようお願いします。

回答

  お手紙を拝読して、教育委員会に問い合わせしました。
  教育委員会からの回答によりますと、現在、学校図書室におきましては、子どもたちが利用しやすい図書室となるようデジタル化を進め、蔵書管理や貸し出し等の効率化を図るとともに、児童生徒の委員会活動の中で、担当教員の指導のもと、児童生徒が自分たちで図書の整理や貸し出し、さらには図書の紹介を行う等、学校ごとに工夫しながら読書活動を推進しています。また、12学級以上の学校には司書教諭が配置されており、各学校の図書の事務等にあたっております。
  司書教諭は司書教諭講習を受講して資格を取得した教諭ですので、担任を兼務している者が多いため、時には図書室の管理等に充分専念できない場合もあります。そこで、学校によっては、ボランティアの皆さまにも本の整理等でご協力頂いているというのが現状です。
  ご指摘の学校図書館補助員につきましては、現在の限られた予算の中では、すぐに対応することは難しい状況です。
  教育委員会では学校に対して、まずは司書教諭の持つ専門性を十分に生かした図書室運営を推進してまいります。
  また、今後、学校図書館補助員を配置している市や町に対して、勤務内容や勤務条件等を調査し、本市の小中学校にも配置が必要かどうか、研究してまいりたいとのことです。
(平成26年10月15日回答)

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