猛暑時の運動部の活動について(平成26年10月14日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

  夏季休暇中の中学校の部活動で熱中症のため具合を悪くする生徒が出ています。8月2日、屋外は36℃、体育館内は37℃になりました。猛暑時に運動部の活動は危険極まりない行為です。猛暑時に運動部の活動は、直ちに中止してください。今後、運動に適さない温度になったら、運動を中止する指針を策定すると共に熱中症に関する啓発活動を徹底し、生徒の身体の安全確保に努めてください。

回答

   お手紙を拝読して、熱中症の予防と猛暑日の運動部活動について、教育委員会へ問い合わせいたしました。
教育委員会からの回答によりますと、教育委員会では、熱中症の予防について、校長会や担当者の会議の際に注意を喚起したり、関係機関より示されている通知やパンフレットを送付したりするなど、各学校に対し繰り返し指導をしています。
  また、現在のところ、熱中症予防のための運動の制限や中止などについて、市独自の指針の策定はございませんが、公益財団法人「日本体育協会」作成による「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」に掲載されている「熱中症予防運動指針」を目安として、運動の制限や中止の判断をするよう指導しております。
  教育委員会では、今回のご指摘を重く受け止め、各中学校に対して、改めて、熱中症予防における学校での対応について調査を行いました。
  各中学校からの報告では、熱中症の予防のため、まず、生徒に対しては、前日の睡眠や食事を十分に取ること、活動中は無理をせずに休憩や水分補給をこまめにすること、体調の異変がある場合にはすぐに顧問に伝えることなどを指導しております。また、顧問は、練習開始前に健康観察を行うとともに、活動中は常に生徒の表情や言動に注視すること、また、水や氷を常に用意し、早急に対応できるよう備えております。
  ご指摘のように、猛暑日の運動は、熱中症の危険度がさらに高まります。教育委員会では、今後とも、生徒が安全に部活動を行うため、各中学校に対し「熱中症予防運動指針」を踏まえ、活動内容や方法等を再度、確認するよう指示いたします。特に運動の内容や場所について細心の注意を払い、熱中症の危険度が高まってきた際には、校内放送等で顧問や生徒に注意を促し、場合によっては運動の制限や中止を指示するなど、学校への指導の徹底を図るとのことでしたので、ご理解をいただきますよう、お願いいたします。
(平成26年10月14日回答)

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