小中学校のエアコン導入について(平成26年7月31日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

  小学校のエアコン導入について質問します。
  平成24年10月に回答された市長への手紙を拝見しました。その後、この問題はどのようになっているのでしょうか?
  「小中学校では、子ども達に適切な水分補給が図られるよう冷水やスポーツドリンクを持参させたり、気温が35度を超えた場合には、体育の授業や部活動を見合わせたりといった措置をとりました。さらに中学校では、制服着用が学校生活の基本となっておりますが、登下校時及び授業時における体育着の半袖、短パンの着用を認める対応もとっております。また、ゴーヤや朝顔等のつる性植物を利用した緑のカーテンや日除けシートなどを窓に張り、日差しを防いで室内の温度を下げる対策をとっている学校もあります。このように公立小中学校では、気象状況等に充分配慮しながら適宜対策を講じて、児童・生徒の健康に配慮しております。」と、ありましたが本当にこれだけで十分なんでしょうか?これで大丈夫なら近隣の熊谷市、深谷市、美里町もエアコンを入れていないと思います。熱中症の子どもが出てからでは遅いです。

回答

  本庄市では、現在、大切な児童・生徒の生命を守る「安全・安心な学校づくり」のため、学校施設の耐震化を最優先課題として取り組んでいます。今年度は、中央小学校と本庄西小学校の2校で体育館の耐震補強工事を実施しており、この工事が完成すれば市内小・中学校施設のすべての耐震化工事が完了します。
  平成24年10月15日の時点では、耐震補強工事と平行してのエアコン設置工事は難しい旨の回答をさせていただきましたが、小学校へのエアコン導入は、今年度、設計業務を進めており、来年度は普通教室及び特別教室への設置工事を行い、再来年の夏には全小学校でエアコンが利用できるようにする予定です。
  また中学校については、既に昨年度に設計業務を行い、現在、本庄東中学校以外の3校にてエアコン設置工事を進めております。本庄東中学校も来春には、エアコンが設置された新校舎での生活がスタートする予定ですので、中学校については、今年度中に市内全4校にエアコンを設置する予定です。
  小・中学校ともに、エアコン利用までには、もうしばらくお待ちいただくことになりますが、教育委員会から各学校に対し、児童生徒に熱中症の症状が出た、またはその兆しがあるときには、涼しい場所への移動、水分や塩分の補給、身体冷却等の応急措置を行うとともに、状況によっては、躊躇することなく救急車を要請するよう指導しています。更に5月の連休前より、繰り返し、教育委員会から熱中症予防のための通知を各学校に送付し、注意喚起を行っています。
  これを受け、各学校では、これらの暑さ対策や熱中症予防の対応を実施しており、更に毎朝、その日の気象状況や子どもたちの健康状態を把握し、子どもたちの表情や行動に気を配る等、熱中症対策を行っております。
(平成26年7月31日回答)

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