市立図書館の祝日開館を要望(平成26年6月3日回答)
意見・提言
本庄市立図書館の祝日開館を要望します。祝日閉館では市民のニーズからかけ離れ、時代に逆行していると思われます。埼玉県内の図書館においても祝日開館は顕著です。市民利用者のため、一日でも早い祝日開館を要望します。今年度夏休みがくる前の7月からでも早急に市民サービスを開始してください。
同じような要望が2年前にあり、市長は前向きな回答をしていましたが、2年経っても改善されていないのはどのような理由なのかお聞かせください。
回答
教育委員会に確認した結果について、回答させていただきます。
本庄市立図書館では、毎週月曜日、各月末日、年末年始、国民の祝日、特別整理期間を休館日としております。公共施設の休館日は条例で定めることとなっており、現在の休館日の規定は、平成18年1月に制定された条例にもとづいています。埼玉県内の公立図書館の開館状況を参考にして制定されたものですが、現在では祝日に開館する図書館が多くなっています。
また、埼玉県内の公立図書館において、民間企業に業務を委託しているところも増えたことなどから、県内の図書館の開館日数に大きな差がでているのも事実です。
ご指摘にもありましたように、平成24年度にも同様のお手紙をいただいておりましたが、図書館本館の耐震診断の結果、補強のための工事が必要となりました。大規模な改修が想定されることから、施設の改修計画とともに、運営のあり方をも含め総合的に考えることが重要であり、休館日を含めその他の運営のあり方についてもこれらの一環として引きつづき検討を進めているところです。
その後、平成25年に本庄駅周辺地区都市再生整備計画事業に採択されたこともあり、図書館本館の耐震補強を含んだ改修工事の日程が決定いたしました。平成26年度から28年度にかけて、国の補助を受け、大規模な改修を行う計画です。
市民の皆さまが利用しやすい図書館となるよう、工事後の運営についての見直しの中で、祝日の開館等につきましても検討を行い、改善を図ってまいりたいと思います。
(平成26年6月3日回答)
更新日:2020年10月01日