間瀬ダムの観光活用について(平成28年9月2日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 児玉町小平地区には「間瀬堰堤 (ダム)」という国登録有形文化財であり、日本最古と言われる農業専用のコンクリートダムがございます。
 近年、市長は「ダムカード」なるものが流行っているのはご存知でしょうか?周辺では、下久保、神水、合角ダム等の管理所等で配布している無料の記念カードです。
 間瀬ダムは現在残念ながら配布はありませんが、ダムマニアの間では、「欄干が美しい」「大雨後の流水がとても綺麗」と好評で、下久保ダムへ行く際の経由地になるほど人気が出ています。(ダムカード大全集という本に、カードが無いのに特別コラムで紹介されるほどです。)

 そこで間瀬ダムカードを作成、配布していただくことを要望します。配布につきましては間瀬ダムの管理棟は無人ですので、ふるさとの森公園内にある観光農業センターの営業時間内に、ダムに行ったことを確認(デジカメ等で)できた人のみに配布する等が考えられます。(農業用水ダムですので、場所的にも当施設が一番適切と考えました。)
 少量の資金(カード作成費)で集客が見込め、水の大切さを改めて考えることの出来るコンテンツだと思いますので、どうかご検討願えればと思います。

回答

 ダムカードは、ダムの写真に、所在地や型式などの情報が記載されたもので、管理事務所などで配付することから収集するためには現地を訪れる必要があり、ダム愛好家だけでなく一般の方からも人気を集めているカードと認識しております。

 間瀬ダムは、かんがい用水を確保するために昭和5年に着工し、昭和12年に完成した東日本最古の農業用重力式コンクリートダムと言われております。間瀬ダムの水は、現在も本庄市・美里町・深谷市区域のかんがい用水として利用され、美里町に事務所を置く「美児沢(みこざわ)用水土地改良区」で管理を行っております。

 間瀬ダムは平成12年に国の有形登録文化財の指定を受けていることから、本市の歴史的建造物として情報発信することは観光振興に有効であるとの考えもございますので、ダムカードの発行については、課題の一つとして関係機関と協議しながら検討してまいります。

(平成28年9月2日回答)

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