市職員採用試験の社会人経験者枠の年齢上限の緩和について(平成31年4月18日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 市職員採用試験の社会人経験者枠における受験年齢の上限を緩和することによって、優秀な人材を確保し、これまでの公務員では出てこないような発想で街を活性化させて欲しいです。
 大卒等で採用された職員の方々も優秀だと思いますが、専門的で経験値の高い社会人経験者を採用し、人口減少をはじめ、地域の課題を解決できる人材を確保して、子どもや孫の世代に明るい未来が望める本庄市にして欲しいと願います。

回答

 さまざまな地域課題に対応するため、業務が複雑化、多様化する中、新卒、既卒、社会人経験者など、多様な層から多くの受験者を確保することを目的に、近年、受験資格や試験科目を見直す自治体が増えています。

 本市においても、これまでの新卒や既卒者の採用に加え、人材育成基本方針に掲げる「目指す職員像」に合致した即戦力となる人材を確保するために、ひとつの民間企業などで正規職員として勤務した期間が継続して3年以上あることを受験資格とした社会人経験者枠での採用を、平成29年度から実施しています。

 ご提案いただきました受験年齢の上限緩和ですが、現在上限を30歳としているのは、さまざまな分野の行政課題に対応しなくてはならない一般事務職として、人事異動による多様な業務経験や研修等による幅広い知識の習得など、適切な判断のできる職員を計画的に育成するには、退職までに一定の期間が必要との判断に基づくものです。このような理由から、現状の社会人経験枠を超える受験年齢の上限緩和は難しいと考えていますが、豊富な社会人経験により多彩な発想と専門知識を兼ね備えた市民の皆さまには、年齢に関係なく、各種計画等を策定する際の審議委員や具体的な取り組みを行う際の大切なパートナーとして、市民協働による街づくりに多方面からご尽力いただけたらと考えています。

 職員採用につきましては、ご指摘いただきました事項の趣旨も踏まえ、さまざまな地域課題にも果敢に取り組む熱意ある優秀な人材を確保するための方策について、今後も検討、研究を重ねるとともに、業務や研修等を通じての職員の能力向上に引き続き努めてまいります。

 (平成31年4月18日回答)

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