給食センターのアレルギー対応について(平成27年2月20日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 私の子どもは食物アレルギーを患っており、幼稚園の給食は手作りを持たせていました。小学校入学に際し、アレルギー用の給食を出していただけると聞き期待しましたが、牛乳と卵だけだと知り肩を落としました。
 市内にアレルギーでお弁当を持ち込むお子さんが多いという話を聞き、行政で何とかしていただけたらと思い筆をとりました。子どもも「1年生になったら給食を食べられる」とテレビで知り、とても楽しみにしていますが、「アレルギーがあるからしばらくはお弁当を持っていくんだよ」と言い聞かせています。
 給食センターにはアレルギー対応の厨房もあるとの説明を受けました。せめて、7大アレルギーくらいの対応をしていただけたらと思います。7大アレルギー全てを含まない給食しか選べないとしても、それを利用したいと願っているご家庭は多いと思います。

 小学校で他のお子さんと同じ、少しでも差別されない環境を望みます。難しいのは承知していますが、ぜひよろしくお願いします。

回答

 私は、本庄上里学校給食組合の管理者を兼ねておりますので、本庄上里学校給食センターを所管する組合の管理者として回答させていただきます。
本庄上里学校給食センターでは、平成21年度に「アレルギー対応給食実施基準」を策定し、平成22年度の試行を経て、平成23年度からアレルギー対応給食の提供を本格的に開始しました。対象とするアレルゲン(アレルギー原因物質)は、お手紙にありましたように卵と乳、乳製品としております。
 いわゆる7大アレルゲン(卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに)のうち、そばと落花生については、基本献立に含めないようにしております。一方、小麦、えび、かにについては、調味料などに含まれることも多く、対応が複雑化して事故につながる可能性が高いため、提供開始時からの対応は困難であると判断し、また、事前アンケートの結果等も踏まえ、当面は卵と乳を対応アレルゲンとしたものです。
 また、開始当初は除去食(アレルゲンを除いたもの)のみの対応でしたが、平成25年度からは代替食(アレルゲンを除けないため別のおかずやデザートを提供する)による対応を開始しております。
 今後は、まずは卵と乳に関して、主食(パン)への対応や代替食の内容の充実を図り、その後、卵と乳以外のアレルゲンへの対応を検討してまいります。
 食物アレルギーは、生命に関わる重大な問題です。また、現場である学校との情報交換等の連携も重要になってきますので、ご要望に今すぐお応えできないことは心苦しく大変申し訳ありませんが、一歩ずつ確実に、安全性を確保しながら前進してまいりたいと考えております。
(平成27年2月20日回答)

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