外国人対象の日本語教室へ市の支援を(平成27年10月5日回答)
意見・提言
現在、私達は本庄近郊在住外国人にボランティアで日本語を教えております。2005年以降、参加生徒とボランティアの先生を含め、既に1万人を超える規模で活動を継続してきております。
本年、5月までは本庄中央公民館のご支援を頂き、教室使用料、コピー機使用の便宜を賜り活動してきました。6月以降は、はにぽんプラザにて活動を続けております。施設も新しく生徒たちもよい環境で勉強できることを喜んでいます。生徒は技能実習生中心に毎回30名前後の外国人が勉強に励んでおります。教室は生徒らに都合の良い毎日曜日10時から12時までの2時間行っています。
しかし、市からは、はにぽんプラザでの活動には活動室使用料、団体ロッカー使用料、コピー機使用の便宜等は一切ない状態です。
一方、県広報紙“彩の国だより”(7月号)「身近な外国人に思いやりを多文化共生社会の実現へ」の中で日本語学習の支援記事中で市町村や学校と連携し、日本語が学べる場所や機会を提供する記事もあり、当日本語教室(日曜日教室)へのはにぽんプラザ内の活動室、ロッカー使用料、コピー機使料についてのご支援を頂ければ幸いです。
決して恵まれた環境化に無い生徒からの授業料徴収は極力避けたいと考えております。 しかし、参考書等個人学習用教材は生徒らの自己負担とするよう対応しております。
以上、ご検討のほどよろしくお願いいたします。
回答
ボランティアの方々と日本語教室を長年継続し、本庄市近隣に在住の日本語を学びたい外国人の方たちに日本語を教えていただいているとのことに感謝いたします。活動拠点としていた中央公民館が閉館した後、はにぽんプラザに移ってから教室の活動費に苦慮されていると伺いました。
さて、ボランティアによる外国人の方への日本語指導に対する助成制度につきましては、本庄市社会福祉協議会に助成制度がございますので、その助成金を活用することを検討してみてはいかがでしょうか。
なお、本市には国際交流を目的に設立され、市が事務局を行っている本庄市国際交流協会があり、さまざまな国際交流事業の一環として毎週水曜日はにぽんプラザで協会主催の日本語教室を開催しています。そこで提案ですが、団体のボランティアさんに協会会員となっていただき、日曜日教室を協会事業として開催することにより協会が活動費を負担することも考えられるかと思いますので、ぜひご一考ください。
(平成27年10月5日回答)
更新日:2020年10月01日