職員採用試験について(平成27年12月2日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 本年度の採用試験を受験させていただいた者です。
 受験させていただいた中で、今年の1次試験について疑問に思ったことがあったため質問をさせていただきます。
 まず第一に、本年度の試験においては例年と異なり、課題式論文試験が午前中に行われ、午後に教養試験が行われました。このように教養試験と論文試験が例年と前後したのはどのような理由に基づくのでしょうか。 職員の方に伺ったところ、特に理由がないとの返答をいただいたのですが、市長も同じお考えでしょうか。また市長は試験が例年と前後したことをご存じでいらっしゃったのでしょうか。試験内容の決定権者が誰であるのか疑問に思いました。
 第二に、本庄市の教養試験は外部団体の問題を利用した統一試験であると認識しています。そうであるとすると、同じ問題を利用する他の自治体は午前中に教養試験が行われているようなので、本庄市の試験では論文試験終了後から教養試験開始までの間に、他の自治体を受験している人や予備校、インターネットを利用するなどして問題の内容を把握できる状況にあったと考えられます。果たしてこのような状況が能力の実証に基づく公平、公正な競争試験といえるのか疑問に感じました。

回答

 まず、ご質問第一の、試験の順序が例年と異なったことについてですが、職員採用試験を担当する行政管理課に確認したところ、昨年度の試験実施結果と今年度の応募状況を踏まえ、今年度の実施方法を検討する中で、より合理的、かつ、円滑に実施できるようにするため変更したとのことです。また、試験の順番につきましては、試験の実施に関する裁量の範囲内で行政管理課長に責任を持って行わせており、今後も最適な方法で行う考えでおります。
 次に、ご質問第二の教養試験についてですが、近年、県内市町村の採用試験日は統一され、掛け持ち受験はほぼ不可能となっていることや、本庄市では職員採用試験の試験問題の出所や試験順序については公表していないことなどを踏まえますと、ご指摘のような公平・公正性を損なうおそれはないと考えております。なお、このご質問に対し詳細にお答えしますと、試験問題の出所が類推されるなど、逆に今後、公平・公正性が保てなくなるおそれがありますので、これ以上のお答えは控えさせていただきます。
 いずれにいたしましても、受験者や市民の皆さまに疑念を抱かれるようなことのないよう、今後も公平・公正な職員採用試験を実施してまいります。
(平成28年12月1日回答)

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