本庄市職員の再任用について(平成29年1月18日回答)
意見・提言
本庄市市職員の再任用について、再任用制度に関するいくつかの事項についてお伺いいたします。
- 本庄市再任用制度の目的について
- 過去の定年対象者に基づく、任用形態別(フルタイム・短時間等)、及び退職時の職名別の人数について
- 再任用時の職名及び勤務の職種内容、棒給について
- 今後の再任用計画について
※現時点での予想(年度別、職制別人数)
以上お教えください。
回答
本市では、本格的な高齢化社会を迎える中、公的年金の支給開始年齢の段階的な引上げに伴う高齢層職員の雇用と年金の接続のための措置として、定年退職者の中から希望者を募り、年金支給開始年齢までの間、再任用を実施しています。過去の任用形態別及び退職時の職名別人数について、制度の運用を開始した平成26年度任用から現在までの状況は、以下のとおりとなっております。
平成26年度
- フルタイム勤務(週5日勤務):4名
- 退職時の職位:部長級1名、課長級1名、課長補佐級1名、技能員1名
平成27年度
- フルタイム勤務(週5日勤務):3名
- 短時間勤務(週4日勤務):1名
- 退職時の職位:部長級1名、課長級1名、主査・係長級2名
平成28年度
- フルタイム勤務(週5日勤務):5名
- 短時間勤務(週4日勤務):6名
- 短時間勤務(週3日勤務):2名
- 退職時の職位:部長級2名、課長級8名、課長補佐級1名、主査・係長級1名、技能員1名
再任用時の職名及び職務内容、給料については、職名は職種にかかわらず全員が「専門員」となり、退職時に行政職(企業職)だった職員は、行政職(企業職)給料表の3級、技能労務職だった職員は、技能労務職給料表の2級の職務の級に格付けています。職務内容は、今までに培った知識、経験、能力の発揮を前提として、本人の希望も参考に、適材適所に配属し、窓口業務をはじめ、調査・研究業務、企画・調整業務等、一般職員と同様に職責に応じた職務に従事しております。
また、給料については、条例で定められた給料表の再任用職員の額に基づき、職務に応じて支給しております。
最後に、今後の再任用計画ですが、現在62歳となっている公的年金の支給開始年齢が平成30年度から63歳に、平成32年度から64歳、平成34年度以降は65歳に段階的に引き上げられることから、再任用制度を希望する職員は年々増加することを想定しています。
再任用制度は、高齢層職員の雇用と年金の接続を図るとともに、職員が長年培った知識・経験・能力を最大限に発揮させることで、その技術・ノウハウの継承等により効率的で活力ある組織づくりにも寄与するものと考えております。本市においても、職員の意向も踏まえ、引き続き、再任用職員として十分に活躍が期待できる職域の拡大等、その知識・経験・能力の、より一層の活用を進めてまいります。
(平成29年1月18日回答)
更新日:2020年10月01日