海外とのご縁も大切に(令和6年1月1日号)

更新日:2024年01月04日

海外とのご縁も大切に昨年暮れの12月2日、台湾台南市にある林百貨主催のパレードに、本庄市マスコット「はにぽん」が4年ぶりに参加しました。コロナ禍前は、このパレードに毎年参加していた、はにぽん。沿道では大変な人気で、多くの市民に囲まれました。
台南市では、本庄市出身の茂木社長が洋蘭栽培の会社を経営されています。また、台南市台日友好交流基金会の李理事長は、以前台湾の行政院農業委員会副主任委員(日本の農林水産副大臣に相当)として、本庄市のきゅうりやメロン農家を視察されました。私も平成29年に市議会、経済界の皆さまとともに台南市に行き、当時の頼清徳(らいせいとく)市長を訪問しています。このようなご縁から上述のパレードに、はにぽんが参加するようになりました。
コロナ禍には茂木社長や李理事長の奥様が、当時品薄だった手指消毒液を台南市から本庄市へ送ろうと企画。しかし、市同士の関係がないことから、最終的に送付を断念。残念でしたが、今でもありがたく思っています。昨年、私も4年ぶりに台南市を訪問し、黃偉哲(こういてつ)市長と今後の本庄市と台南市との関係強化を約束しました。台南市は本年、街の歴史がスタートして400年という記念の年。海外との交流促進を打ち出しており、本庄市としても本年、台南市との関係強化を進めたいと考えています。
さて、昨年はトルコ共和国建国100周年ということで10月30日、駐日トルコ大使館からレセプションにご招待いただきました。コルクット・ギュンゲン駐日トルコ共和国特命全権大使からは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のホストタウンであった本庄市と市民の皆さまに、「昨年2月のトルコ大地震の被害に対したくさんの寄附金を寄せてくださりありがとうございました」と感謝のお言葉をいただきました。
コロナ禍や大地震などで大使閣下もなかなか日本の地方視察ができない状況だったようですが、本年はかねてからの約束どおり、再び本庄市にお招きしたいと考えています。また、今年パリで開催されるパラリンピック競技大会に、トルコのブラインドサッカーチームが日本代表とともに参加できることになり、まことに喜ばしい限りです。
コロナ禍も終わり、海外ともさまざまな交流ができるようになりました。世界情勢が厳しいなかだからこそ、ご縁のある国や都市と良き関係を深める事業も進めたいと考えています。市民の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

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