「黒一点」女性市長の集いに参加して感じたこと(令和8年5月1日号)

更新日:2026年05月01日

広報ID : 22071

4月8日、全国都市会館にて全国の女性市長の皆さんによる勉強会(女性市長によるこども・子育て施策に関する懇談会)に、講師としてお招きをいただきました。代表幹事は静岡県島田市の染谷絹代市長で、37人(対面20人、Web17人)が出席されました。テーマは、本庄市が進めようとしている、学校を含めた公共施設の再編についてです。本庄市が特に進んでいるというより、全国市長会での活動を通じた島田市の染谷市長とのご縁から、お声がけいただいたものです。
現在、女性市長・区長は全国でおよそ50人程度と、815人いる市区長の中ではまだ少数です。しかし今回、37人もの方々が集まり、その中で自分が紅一点ならぬ「黒一点」となったのは、時代の大きなうねりを感じる経験となりました。そして今回テーマとした公共施設の再編は、地域の環境によって進み方に違いはあるものの、それぞれの地域に事情があり、抱えている悩みの重さに違いはないのだと感じました。
公共施設の再編は、いまや全国共通の課題です。なかでも学校の統合は、地域の歴史や思いが積み重なっているだけに、効率性や合理性だけでは決して割り切れません。参加された女性市長の多くは1期目の方であり、地域の声と向き合いながら、その判断の重さに悩んでおられる姿が強く印象に残りました。
講師とはいえ、私は何かを教える立場ではなく、同じ首長として自らの迷いや葛藤も率直にお話ししました。「どう進めるか」よりも「どう向き合うか」という問いを共有する場であったように思います。
住民合意とは、多数を得ることにとどまらず、異なる思いを抱える方々に丁寧に耳を傾け、その積み重ねの中で形づくられていくものです。今回の集いは、異なる立場や経験を持つ者同士が語り合うことで、見えてくるものもあるという気づきを改めて分かち合う貴重な機会となりました。本庄市においても引き続き丁寧に対応してまいります。
男女共同参画が叫ばれて久しいなか、まだまだ少数の女性市長(首長)です。しかし、その数はこれから確実に増えてくることを確信したところです。

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