自治体発 子育て支援の「書く予防医学」手帳が できました(全国初)(令和8年7月1日号)
赤ちゃんの誕生は人生の大きな喜びです。まして少子化が進む現在、新たな生命の誕生とその健やかな成長は社会にとってもありがたいことです。
一方で、初めての育児に戸惑いや不安を抱える保護者、とりわけお母さん方も少なくありません。毎日の育児や家事に向き合う中で、知らず知らずのうちに心や体に疲れをためてしまうこともあります。こどもたちの健やかな成長のためには、まず保護者自身が心身ともに健やかであることが大切です。
本庄市ではこのたび、保健学博士の島田恭子先生とともに「ウェルネス手帳」を作成しました。この手帳は、保護者が育児の中で感じたことや日々の出来事を書き留めながら、自分自身の気持ちを見つめ直し、心と体の健康づくりに役立てていただくことを目的としています。市では、5月から赤ちゃんを出産されたご家庭に一冊ずつお配りしています。
作成の背景には、子育て支援の現場で保護者の相談に向き合ってきた職員の、「保護者、特に母親の孤立を防ぎたい」という強い思いがありました。職員と島田先生が出会い、3年にわたる検討を重ねて完成したのが、この手帳です。
島田先生には、心身の健康や子育てに関する専門的知見をもとに、手帳の構成や内容についてご助言をいただきました。職員も日頃の子育て支援の現場で寄せられる声や経験を活かし、使いやすく親しみやすい内容となるよう工夫を重ねました。
この手帳は、島田先生ご自身も紹介されているように、全国初の自治体発「書く予防医学」の手帳であり、スケジュール管理、セルフケア、Web コンテンツなど、先進的な内容となっています。さらに、科学的知見に基づく実践方法が記載されていることも大きな特徴です。
子育ては、こどもの成長を見守るだけでなく、保護者自身が新たな発見や学びを重ねながら成長していく時間でもあります。この手帳が、子育てに励む皆さまに寄り添い、親子それぞれの成長を支えるものとなるよう願っています。
本庄市はこれからも、こどもたちと保護者の皆さまが安心して毎日を過ごせる、温かな子育て環境づくりを進めてまいります。



更新日:2026年07月01日