平成から令和へ 「改元奉祝の集い」の成功を祈って(令和元年5月1日号)

 4月1日、新元号を「令和」と定めることが発表されました。新元号はその意味、典拠そして音感も含め、多くの国民に新鮮な感動と共に迎え入れられたと感じます。
 この原稿を書いている4月11日現在、私は5月1日の新天皇陛下ご即位の日に、本庄市において開催される「改元奉祝の集い」が、無事に実施出来るよう、心から祈っております。
 5月から上皇となられる今上天皇陛下ご健在にて執り行われる皇位継承と改元を、本庄市民みんなで奉祝しようと実行委員会が組織されたのは2月15日でした。実行委員長に本庄市自治会連合会の齋藤会長、副委員長に本庄商工会議所の狩野会頭、児玉商工会の江原会長、埼玉ひびきの農業協同組合の金井代表理事組合長がそれぞれ就任され、各種団体関係者の皆さまで組織していただきました。今後、記念式典と全体の実施内容を決定し、当日に臨みます。
 合わせて記念イベントとして本庄まつりで巡行する山車10基とこだま夏まつりで巡行する神輿4基が参加することになりました。本庄の山車と児玉の神輿が一同に会するのは初です。現在それぞれの当番町、交渉委員長会議、連合青年会がしっかりと協議し、奉祝の集いを事故無く華やかに彩るべく、内容を詰めているところです。
 奉祝行事には費用もかかりますので、商工会議所、商工会からお声がけいただき、各企業や団体の皆さまから有り難いことに多額のご寄付が集まったとのことです。
 そしてこの一大行事を蔭で支える事務局担当者、当日の交通規制や警備でお世話になる本庄警察署の署員、武州本庄つみっこ研究会等関係の皆さまが、当日のスムースな運営に向け計画を練っています。
 このように、関係各位の奉祝の真心と熱意をもって現在準備が進められております。市長として心から敬意と感謝を申し上げつつ、今はただ、この奉祝祈念行事が本庄市民の思い出にのこる令和時代の幕開けとして成功することを、心から祈念しております。