自転車と本庄市(令和元年9月1日号)

更新日:2020年10月01日

 8月7日、東京で開催された第54回交通安全子ども自転車全国大会で、埼玉県代表として参加した本庄市立本庄東小学校チームが見事団体優勝し、6年生の清水日乃さんが個人優勝を勝ち取りました。本庄市の小学校が全国1位というのは本当に誇らしくうれしいです。
 この大会は小学校児童の自転車事故防止を目的に開催されており、各都道府県大会で優勝した代表47チーム188人の選手によって、学科テストと実技テストが行われます。東小チームは優勝の他に学科と安全実技がもっとも優秀なチームに送られる文部科学大臣賞も受賞しました。
 なお7月に行われた事前の埼玉県大会では、優勝の東小学校チームの他、中央小学校チームが第三位を獲得し、二位は上里町の神保原小学校でした。本庄上里が上位三位独占とはすごいことです。これもひとえに本庄警察署交通課の山村巡査部長をはじめみなさんのご指導の賜物です。埼玉県チームの全国優勝は初ということで、8月22日には上田県知事、富田県警本部長にも表敬訪問しました。
 さて、同じ8月7日に、ベルギーで7月に開催されたUCI BMX ワールドチャレンジ及びUCI BMX 世界選手権大会において、女子9歳クラスで第4位を勝ち取り3年連続の入賞を果たした旭小学校3年生の澤田茉奈さんが、お母さんと共に市長を表敬訪問されました。昨年堂々の第一位優勝を勝ち取ったことから、今回の結果は正直悔しいそうですが、3年連続入賞はとてもすごいことです。これから先のある茉奈さんです。悔しさは成長の糧として頑張って欲しいです。
 考えてみると、本庄市は江戸時代に北堀の庄田門弥が世界最古の自転車「陸船車」を発明しており、また昭和15年に開催予定だった幻の東京オリンピックでは自転車レースの折り返し地点に選ばれています。自転車とは何かと縁の深い土地柄です。自転車を活用したまちづくり、これも多くの市民にご理解いただけるビジョンではないかと思いますが、皆さま、いかがでしょうか?

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