映画『たった一度の歌』が完成しました(平成30年5月1日号)

更新日:2020年10月01日

 本庄市児玉郡を舞台にした映画『たった一度の歌』が完成し、4月7日に高崎映画祭において初上映され、私も観てきました。7年前に地元で作られた映画『JAZZ 爺MEN』に続く、宮武由衣監督による本庄拠点地域映画第二弾です。
 この映画の製作にあたっては、昨年の春から本庄拠点フィルムコミッションの呼びかけで多くの市民の皆さまにご協賛、またエキストラとして参加していただきました。特に児玉文化会館セルディで撮影されたコンサートの場面をはじめさまざまな現場において、エキストラの皆さまには遅くまで本当にお疲れ様でした。ご協力いただいた全ての方々に、フィルムコミッション会長として厚く御礼申し上げます。
 キャストの高橋和也氏、岡田浩暉氏、UEBO 氏( 映画初演) の3人はそれぞれ活躍中の歌手でもあり、題名にある通り「歌」がこの映画の大きなテーマになっています。高橋和也氏が一人二役を演じるなか、登場人物の4人の男たちのそれぞれの人生や思いが、それぞれの立場から丁寧に描かれており、第一弾の『JAZZ爺MEN』以上の出来映えになっていると感じました。
 4月8日にウニクス上里のユナイテッド・シネマにおいて完成披露上映会が行われ、上記3人のキャストと、特別出演された本庄市広報観光大使の清水章吾氏のトークショーがあり、その後、外の広場で地元の農業合唱団「ナレッジ・ステープル・シンガーズ」と3人のキャストが劇中歌である「永遠の川」を合唱し、集まった大勢の観客から熱烈な拍手喝采を送られました。この歌は、この映画のためにシンガーソングライターの川江美奈子氏によって作られた曲で、覚えやすく思わず口ずさんでしまうような印象の強い、良い歌です。監督が撮影中に地元の皆さまに「昔からみなさんの印象に残る風景は」と問うたところ、多くの方々から「それは川」という答えが返ってきたので、このような歌を作ってもらうことになったとの事でした。
 この映画は6月22 日から公開されます。多くの皆さまにご覧いたきたいですし、地域映画の枠を超えて、ぜひ全国で上映されて欲しいと願っております。

この記事に関するお問い合わせ先

企画財政部秘書課秘書係
〒367-8501
埼玉県本庄市本庄3丁目5番3号
電話:0495-25-1154
ファックス:0495-21-8499
メールでのお問い合わせはこちら