「本庄の水」ペットボトルウォーターができました(平成23年11月1日号)

更新日:2020年10月01日

うーんとんまいよ!!おいしい本庄の水 本省地域通水50周年・児玉地域通水80周年記念

今年は上水道が利用できるようになって旧本庄市では50年、旧児玉町では80年の節目の年です。市ではこの節目を記念し、安全でおいしい水道水をPRするため、都島浄水場でくみあげた深井戸水のペットボトルウォーターを約1万本製造しました。
このペットボトルは11月3日の本庄まつりとこだま秋まつりの会場において市民のみなさんにお披露目し、1本100円で販売を開始します。その後も水道庁舎窓口と児玉総合支所水道窓口、各種イベントで販売する予定です。
ふだん何気なく使っている水道ですが、これは近代社会の象徴とも言うべき公共財であり、市民生活になくてはならないものです。
本庄市は地理的条件に由来する、2つの異なった水道の歴史を持っています。
昭和初期、旧児玉町から『上水道布設許可稟請書』が国に提出されました。それによれば古来より旧児玉町は「水利の天恵に乏し」く、社会が進展する中このままでは衛生面や防災面で大変な支障をきたすので、「挙町一致」で水道布設の許可と補助金の下付を願い出る旨が記されています。
一方、旧本庄市は古くから「若泉の庄」の名の如く自然の水利に恵まれていました。しかし、我が国が高度成長期にさしかかる時代になると、地下水の汚れや飲料水の不足といった課題が発生。昭和30年代に水源を地下水とした水道布設事業が始まっております。
それぞれ先人の努力によって布設され維持されてきた2つの水道事業も、合併後統合し、今日も市民のみなさんへ安全な水の安定供給につとめています。なお福島第一原発事故以降、定期的に放射性物質の検査も行っていますが、当初から検出されていません。
今回PRするペットボトルウォーターは、地下約100メートルからのおいしい水です。多くのみなさんにご賞味またお使いいただき、本庄の2つの水道事業の歴史に思いをはせてくださればと存じます。

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